2007年4月アーカイブ

私は毎朝4時半に起きて,洗濯と片づけ,そして少しだけ「自分の時間」を楽しんだ後,朝食の支度にとりかかるのですが,5:45ごろにNHK第1放送(ラジオです)で健康についてのコーナがあります.だいたい時間帯からして,中高年の人を狙ったとみえる内容なのですが,これがけっこうおもしろくて,つい手を休めてじっくり耳を傾けてしまいます.

この間のこと.「今週は,睡眠にまつわるトラブルについて」だというので,不眠症や睡眠時無呼吸症候群の話かと思ったら,「実は,もっとも重大な,睡眠にまつわるトラブルは,睡眠不足なのです」とお医者さんが言い切っていました.ふむふむ.

人間は,”寝て”,”食べる”ことによって活動できる動物なのです.でも,この動物として当然のことを忘れ,睡眠時間は削れるだけ削ったほうがいい,という風潮があります」と強く批判.確かに,食べないことはないけれど,寝る時間は削る方向にありますなぁ…

現在は,小中学生においても睡眠不足(夜更かしして,朝起きられない,10時半ごろにもう眠くなってしまう)の現象が顕著に表れているそうです.これでは勉強の効率が上がるはずもないと.ふむふむ.「ハーバード・ビジネス・スクールでも,睡眠不足は企業のリスクである,と警鐘を鳴らしているんです」 おっ.それは心強い.

※調べてみたら,「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー 2006年12月号」にそのような記事が載っているようです.
※この書籍に関する詳しい内容は,以下の通りです.


特集 組織の「現代病」見えざる経営課題 ――睡眠不足は企業リスクである
   チャールズ・A・ツァイスラー  ハーバード・メディカルスクール 教授
モーレツ主義を謳う企業風土のなかで、マネジャーの多くは、睡眠時間を犠牲にして仕事に打ち込んでいる。短い睡眠時間はバイタリティやパフォーマンスの高さと混同され、一日八杯のコーヒーを飲みながら、毎晩五、六時間しか寝ず、週に一〇〇時間働くなんてことを何とか続けている。しかし、ハーバード・メディカルスクールの睡眠の権威は睡眠不足の危険性を警告する。睡眠不足が人間の認知能力に及ぼす悪影響を認識し、社員も経営陣も等しく従う睡眠指針を会社として規定すべきだ、と主張する。

(以上,http://www.dhbr.net/magazine/article/200612_s03.html より引用)


もう,こうなったら,企業が早寝早起きを推奨するしかないですね.夜20時には完全退社,などなど.電気を切ったりエアコンを止めたりすれば,さすがの社員たちも帰らざるを得ないかも…? で,自宅にパソコンを持ち帰ろうにも,情報漏洩を恐れて持ち出し禁止とか.

でも,それじゃ仕事がおそろしくはかどらないでしょうね...

***
いつしか,私をはじめ多くの会社員には,「残業して当たり前」という思い込みが根付いてしまっているようです.残業ゼロでこなせる仕事を100%だと考えて,リソース配分から見直す必要があるのかも,しれません.

自分の効率も,150%くらいに改善する必要があるのかも,しれません....

「虚構新聞」の科学記事.ほかの分野だと「なにこれ~!(ネタでしょ?)」と思うのに,科学記事だけは騙されかけてしまう自分は,科学センスがないのかもしれません.

# それとも,コンプレックス?

経験と知識

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これもまた,音楽好きの上司との会話の続きです.
「ドの倍音は何か知ってる?」と聞かれ,「ソです!」と答えて,これまたがっくりされました.
そう言えば,ドの倍音は,オクターブ上のドですよね...(数年前,純正律と平均律について調べたときに知りました).

※弁解がてら言いますと,私がなじんできた音楽はもっぱらピアノで,やや絡んだ合唱では,理論にはあまり踏み込まず,経験的に学んだことが多かったです.だから,「純正律」という言葉自体,知らずに長年やってきてしまったわけです.

でも,ドの倍音(2倍音)はドだけれど,3倍音は,その上のソなんです! これは,前に合唱団で実験してみた(ドできれいにハモると,天使の「ソ」が聴こえてくる)ので,いわば経験的に得た認識だったわけです.

「じゃ,4倍音は?」と聞かれ,何も考えずに「ミです」と即答して,またまたがっかりされました.よく考えてみると,ドの倍が1オクターブ上のドなら,その1オクターブ上のドは,元のドの4倍音のはずですよね.これは,「周波数を倍にすると,1オクターブ分上の音になる」という知識に基づいて類推(計算)できたはずのことです.よく考えずに直感で即答すると恥をかく,ということを,またもや経験しました.

人間の認識は,「経験(体験)から得るもの」と「知識として得るもの」があると思います.経験から得た認識のほうが強烈に身につく気がしますが,理論や基礎知識の裏づけがないままで直感的に認識していると,勘違いで大恥をかいたり,ほかの人に説明できなかったり,ということがまま起こります.私の場合,「経験を広げること」,「知識を活用すること」の両方において,努力が必要だ,としみじみ感じました.

先日,同僚が「うちのカミさんは,4桁の暗証番号をすぐ忘れるんだよなぁ」とぼやいていました.何を隠そう,私だって忘れます.忘れて,適当に入力を繰り返しては口座をロックされたりしてしまいます.

なぜそうなのか? ということを,同僚と話していて,思いつきました.

同僚は,4桁の数字を「数字」として認識しています.一方,私は,「四つの文字」として認識しているのです.言わば,int型かchar型かの違いです.だから,同僚に言わせれば,「1234が,1324や4123のはずはない」のですが,私にしてみれば,「1234?1243?2134?…」の何がなんだか分からなくなってしまうのです.

同じような話で,音楽好きの上司と話していて,「ドの周波数はいくつか知っている?」と聞かれ,「660Hzでしたっけ?」と言って唖然とされました.え? …もしかして,よっぽど大外れなことを言ってしまった? と思ってこっそり調べたら,ラ[A]の音[オーケストラの調弦で使う]が440Hz,その上のミ[E]が660Hzじゃないですか! こんなの誤差の範囲ですよ,Yさん! と言いたくなるのは,私が「440」も「660」も”似た値”と認識しているからなのです(ド[C]の音は261.626Hzだそうなので,そういう意味では大外れだったわけなのですが).

※参考にしたページ:
 ・大三元さんのWebサイトより,「平均律、自然倍音、ピタゴラス音階の比較
 ・ホルン奏者のTadasさんのWebサイトより,「純正律と平均律について

要は,440と660を混同するのは,char型認識だからなのです.

# 実を言うと,上司にがっくりされて恐れていたのが,可聴域の周波数帯を外れていたのではないかと思って….これも確認したところ,20Hzから2万Hzほどだそうです(上限は個人差あり).
# 可聴域を超えると「超音波」.コウモリやイルカは,10万Hz以上の音まで認識できるのだそうで…余談でした.

音楽CDのサンプリング周波数が44100Hz(で,理論上22050Hzまで再現できる).これは知っています(というか,「~である.○か×か?」と言われたら,答えられます).人間の声は,だいたい90~3500Hzくらいだそうです.

※WikiPediaの「聴覚」で確認しました.そのほか,唐澤清彦さんの「身近な低音は何ヘルツ?」や,オカッチさんの「音にも色々あるけれど」を参考にしました.

※超音波と電磁波を混同しそうな私には,「おしえて! HOME'Sくん」の記述が参考になりました.そう言えば,昔,メモリとハード・ディスクの単位が同じ(バイト)なので,よく間違えました….

こうやってメモしても,char型認識の私は,またすぐに分からなくなってしまうのでしょうね.まあ,参照できる場所が定まっているだけでも,よしとしましょう.

子ども時代から,科学や物理への興味を育てるにはどうしたらよいか,という話をしていて,下記の本を紹介されました.

・「ロウソクの科学
・「空気の重さをはかるには

でもこれはほぼ絶版みたいなので,
同じ著者(板倉 聖宣さん)で,
科学的とはどういうことか―いたずら博士の科学教室
あたりがいいかな?

まずは,読んでみようと思います.

Webで調べ物をしていたら,富士通のワード・プロセッサ「OASYS」の生みの親だという神田泰典さんのWebページにたどり着きました.

OASYS(当初の発想は「日本語タイプライタ」)開発に関する,メモなどの実画像が見られることに感動しました(詳しくは,「オアシスの最初からOASYS100まで」などを参照)....ちょっと「プロジェクトX」っぽくはありますが,開発者がほんとにいたんだ(当たり前だが…)という実感が胸に迫ってきます.

デジカメの購入を検討しています.
今,持っているカメラ(200万画素,光学3倍,単3電池4本使用)が調子がおかしくなってきていて,それなりに気に入っていたので修理も考えているのですが,量販店で1万円台から新品が買えてしまうのを見ると,ついつい購買意欲が…

でも,私の注文はうるさいですよ.

1・満足のいくプリント画質であること
2・光学ファインダがあること(これは必須).液晶ファインダはどうでもよい
3・カメラで「撮った!」という満足感があること(って,シャッター音? ピント合わせ? ある程度の重量感?)
4・軽くて薄くて,気軽に持ち運べること.ただし,それで手ぶれするのは嫌
5・対応メディアはSDかCompactFrash(現状の資産を生かせる)
6・電池の持ちが良いこと
7・できれば,単3充電池が使えること(現状の資産を生かせる)

で,ウワサによると,(1)のプリント画質で定評があるのはCANONだそうで....現状のOlympusでも,色味自体には不満はなかったのですが(というか,そもそも,プリントに向く色合いと向かない色合いがあるように感じています.それとも,ISOレベルが高いカメラなら現状の問題を改善できるのかな?).
プリント画質については,できるものなら,実際に,いつも使っている街のプリント屋さんでプリントして比べてみたいですね.

で,もしCANONなら,ワタシ的にはIXYよりPowerShotだよなぁ.デジタル一眼にも惹かれるけど,「軽くて薄くて(少なくとも,カバンに入れて気軽に持ち運べるくらい)」という条件には明らかにマッチしないから,今回はやめておこう….
でも,そもそもカメラを選ぶときの私の嗜好そのものが,(4)を無視しているような気もするし... というか,(3)と(4)って,もしかしたら相反しているのかも?! (6)と(7)も….いっそ,思いっきり趣味に走るか...でも,それではそもそもの購入目的から逸脱してしまうし….

などと考えあぐね.まだ「買う」までに至っていません.
まあ,ああでもない,こうでもない,と悩むのも買い物の楽しみのうちですから,ね!

あらためて,価格.com(のデジカメ・ページ)って役に立つなあ,と思うこのごろです.価格だけじゃなく,全体の動向やクチコミがけっこうな価値になっていますよね.

組み込みネットも,ぜひそういう方向に….

組み込みソフトウェア開発に関する記事の依頼で,國方さんというエンジニアの方とお話ししたときのことです.

私は,「士農工商メカ,エレキ,ソフト」という言い回しを聞いたり,一般論として「ハードウェアは直せないから,ソフトでどうにかしてよ」というシチュエーションがある,というグチ話を聞いたりして,「ソフトウェア技術者がハードウェア技術者の尻拭いをさせられることが多いのだ」と思い込んでいました.でも,國方さんは,こんなことをおっしゃっていました.

「ハードウェアで直せるものなら,ハードウェアで直せばいいんですよ.それができないから,ソフトウェアのほうにお願いしている.そのことを分かってほしいです」

今こそ國方さんはソフトウェア技術者ですが,以前はハードウェア側の技術者でした.だからこそ,どちらの立場も理解できるのでしょう.自分たちが「やらされている,迷惑をこうむっている」と思っていては,相手と良好な関係を築けない―― その通りだと思います.國方さんのお話を伺いながら,組み込みシステム開発だけでなく,縦割り組織や社内の部署間対立などの話も頭をよぎりました.私自身も,考えを改めなければならない点がありそうです.

技術者って,営業などに比べて,待遇(給料など)が悪い,という話もよく聞くのですが? とお伺いしたら,

「それも,感じ方次第だと思います.自分の仕事がコントロール可能だと感じるかどうか.”与えられたことをやらされている”と感じるのか,”必要なことをやっている”と感じるのかで,疲れや満足感,考え方などが変わってくるでしょうね」

…なるほど.

いつもニコニコしている國方さんの,技術者としてのすごさが伝わってきました.

平鍋さんのblogから,「本の感想をマインドマップで描く」を読みました.
これ,同感です.感想ってポロポロっと感じるものだから,マインドマップのような自由な表記ができたら,すごくぴったりきます.

岡島さんは「描いたマインドマップが,MECE(抜け漏れや重複がない)かどうか気になる」と言っておられますが,私は気になりません(笑).
とにかく,強く感じた順に,ボロボロ描いていく.そんな描き方が好きです.

まあ,描き終わった後に,多少MECEを心がけてブラッシュアップはしますけれど….たぶん.

直近で読んだ本は,『誰のためのデザイン?』です.あらゆるシステムの設計者(特に,ユーザ・インターフェースのあるもの)にお勧めの本です.要約すると,メッセージは2~3点に絞られるのですが,それを繰り返し,繰り返し,本の中で力説しているところが,一貫性があって,読後に納得感があります.

家に帰ったら,さっそくマインドマップ描いてみようっと.
# その前に,子どもにおやつをあげて夕食作って,洗濯物を取り込んで,雨戸を閉めて,夕食を食べさせて食器を洗ってお風呂を沸かして子どもをお風呂に入れて,出たら薬をぬってやってパジャマを着せて歯磨きさせて布団しいて寝かしつけて….


# 夫関連のことは何一つ入っていないです.ハイ.

FireFox 2.0を使ってみました.
いろんな人から聞いていましたが,複数のWebページをタブで切り替えられるのって,すごく快適です.たぶん,「常に複数の選択肢が出ていて,いつでもどれでも選べる」というのが心地よいのだと思います.それと,起動も早いです.
(各ページを読み出すときは,ちょっと待たされるような気もしないでもないのですが…)

不思議なのは,こうやってblogシステムに投稿するときの,改行や「3点リーダ(これはFEPか)」などの動作が,IEのときと違うことです.これってブラウザの機能に依存しているのでしょうか.改行はそうかもしれませんが,3点リーダの表示はFEPかと思っていましたが.どうなのでしょう.

※あ,ちなみに,FEP(ふぇっぷ,と読んでいます;front end processer)とは,「日本語入力システム」の意味で使っています.あらためてWikiPediaで調べてみて,誤用であることが分かりました.でも,「古き良き時代」に定着した誤用なので,よしとしてください.

***
某知人から引き継いだドキュメントを開いてみたら,一太郎形式でした.なので,普段はWordユーザである私も,一太郎を使ってみるはめになりました.

これがけっこう使いやすいのです.複数の文書をタブで切り替えられるので,関連文書を1ファイルにまとめておけます.それに,Excelのような表形式のフォーマットも,同様にタブでまとめておけます.これは便利だ!

…と思ったのですが,ほかの人とのやりとりが頻繁に発生する仕事では,一太郎文書は堂々と使いにくくなっていますよね…

今回は,いまだに一太郎を愛し続けている人たちの気持ちがちょっぴり分かった気がしました.

(1) 秋になると紅葉するのって,カエデですよね….それとも,モミジ?
(2) サクランボって,桜の実だとばかり思っていたけれど,もしかして「桜桃」という木があるの?

***

etc,まあよく分からないけれど,当面の生活(や仕事)には影響しないから,と,放置していた疑問があります.上記の問い(2)は,子どもの通う保育園に「桜の木」と「さくらんぼの木」があることから違うことが認識できました(花が咲く時期も違うんです.さくらんぼの木はいつも,3月の早いうちに満開です).今回,問い(1)についても必要に迫られて,調べてみました.

というのも,うちの庭に「もみじ」っぽい木があって,冬にほとんどすべての葉が落ちたと思ったら,この春に赤い葉っぱがどんどん出てきたのです!(はじめっから赤い葉っぱなので,びっくりしました…)
家族にも「カエデ?モミジ? がきれいだよ!」と伝えるのですが,?マーク付きでは,どうも,説得力がありません.

で,調べてみると.
・よく見る,秋に色づくのは「カエデ科」の「イロハモミジ」.
・春に色づくものを総称して「紅枝垂(べにしだれ)」と呼ぶ.
・我が家にあるのは,どうやら,「カエデ科」の「ノムラモミジ」らしい.
ということが分かりました.
(以上,全面的に,山本純士さんのWebサイト「季節の花 300」に依存しています.例えばhttp://www.hana300.com/kaede0.html など)

ノムラモミジは,新芽のときから赤い葉が出てきて,夏になると緑色になり,また秋に紅葉するそうです.さて,これからどのように変化するのか,楽しみです.

月曜日.「あー明日は上の子のインフルエンザの付き添いかぁ」と思いながら帰宅する最中,ふとケータイが鳴りました.着信したメールには「(下の子が)大けが」と.慌てて着信履歴を確認すると,自宅にいた夫から何度も着信したようすが…

「慌てるな,慌てるな」と思いつつ電車を降り,確認すると,下の子が保育園で転んで額を切ったとのこと.駅からそのまま,総合病院に直行しました.

結局,3針縫っただけで「土曜には抜糸できます」と言われ,やれやれとほっとしたわけなのですが,「大けが」の知らせを聞いたときにはいろいろと嫌な想像をしてました….全治1週間ほどで,やれやれ,良かった!

それにしても,この1週間ほどで,よくもまあ入れ替わり立ち替わり何かあるものだなあ,と,半ば感心してしまいます....

IEでアイーン

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そう言えば.

先日,夫と私で「IE(Internet Explorer)が…」と話していたら,いきなり1歳の子どもが,

「アイーン」

とか手まねつきでやりだしたもので,こちらは大爆笑.

我が家はめったにテレビのつかない家なので,そんな芸を家で覚えたわけはありません.となると,犯人は保育園の先生方か?

聞いてみたら,「保育園では極力やらないようにしているんですけど,ついポロッとでちゃうこともあります」とのこと.それにしては,よぉーく覚えているみたいですけど?(笑)

いずれにせよ,子どものコピー能力には,要注意,です.

タイが靴はいてる

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今度は子どもが熱を出しました(木曜夜).病院に行ったらインフルエンザB型でした(金曜).タミフルを処方され,飲んだら熱も下がってきたみたいです.土曜には元気いっぱい,でもできるだけ安静にね(48時間平熱が続けばOK,とのこと)… と思っていたら,日曜のお昼に37.3℃じゃないですか.あぁ,土日だけでなんとかなると思っていたら...月・火安静にしなくてはならなくなってしまいました.

そんなわけで,今日は夫が休暇をとり,明日は私です.

まあ,仕事漬けだった夫を家庭に引き戻すための究極の策が「子どものインフルエンザ」だったのかも,と思わなくもありません.
金曜の夜,子どもに,「お父さんが,土曜と日曜は会社に行かずに家にいるからね,って言ってたよ」と伝えると,子どもは「そんなの,あたりまえじゃん(お休みなんだから)」とボソっと言ってましたよ世の中のお父さんがた!

# うちの夫は元来子ども好きで,以前は週末ごとに公園だープールだと子どもと外出していたのに,
# 最近は仕事,仕事,仕事で,子どものほうもいいかげん苛ついていたようです(私はもっと苛ついてました).

病気がぶり返さないよう,ひたすら安静を強いる子どもは「たいくつ」を連発します.それは,タイが靴はいてるって言うんだよ,と教えたら,喜んでさっそく使い始めました.こうやって物事は伝承されていくのですね.

体調不良からなんとか脱出してきました....

元来,身体が丈夫なもので,鼻水やせき程度の風邪以外は,ほとんど病気らしい病気になることがない私ですが,たまに体調が悪いと,ひどく落ち込むことが分かりました.

布団の中で,なるべく体が痛まないような姿勢(やや丸くなり?)を取りながら,寝ていられるうれしさよりも,「…つらいなぁ… だるいなぁ…」と,ずっと考えていました.子どものころは,お母さんが近くにいてくれて,「のど渇いた? 熱は? 寒気はしない? ちょっとは気分良くなった? お腹は空いた?」などとあれこれ心配してくれたのを懐かしく思い出しながら.
大人になるってことは,自分の面倒くらい自分でみなきゃいけない,ってことなんだよなぁ… と,泣き言を言いたくなる自分をなんとか励ましていました.

調子の悪いときは,とにかく寝て直す! これは,我が相棒のポリシなのですが,私も実感.動物(人間も含む)には,回復能力がある.それを妨げないでいることが,回復への一番の近道だ,…てな感じで.

今日はまだ病み上がりですが,明日には,通常仕様になっていると思います.みなさま,ご迷惑をおかけいたしました….

# タイトルについて,一言補足します.
# 私は特に内臓が丈夫なので,お腹が痛くなったことは,生まれてから数えるほどしかありません.
# 「お腹をこわした」記憶も,3回か4回くらい…?
# だいたい5年(または10年?)に1回くらいのペースです.
# だからこそ食欲旺盛な私にとって,「食べたくない」という事態は危機的状況に思えるのかもしれません….

人材不足だという声を,よく聞きます.

でも,もしかしたら,「現場は“足りない”と言いながら,経営判断としては人材を投入してくれていないのでは...」という気もします.

だから,永遠に現場は人手不足.

これじゃつらいですよね.でも,人数を倍にして給料半額,でも,やってられない.

何が悪いんでしょうね….

這ってでも...

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朝起きたら,なんだか調子がいまいち.

朝食を作りかけて,本格的に体調が悪くなった.
起きてきた夫にすべてを託して,寝る.寝ながらも気分が悪い.うー...

目覚めたのは10時.今から行けば,お昼の打ち合わせにもなんとか間に合う.今日やっておかないと後々問題が先延ばしになるから,どうあっても行きたい.じゃ,行こう! と無理をおして出社.

打ち合わせも終わり,仕事をするが,やっぱり体調悪い...

そんなわけで,明日はお休みします.パソコン持って帰るから,家でも仕事できるかな.

できないかな.

昨日,気分転換に! と,スポーツ・ジムのようなところに行ってきました.
「1日ヨガ教室」とやらに参加して,椰子の木のポーズやらコブラのポーズやら… 最後に床にあおむけになってリラックスしていたら,何回か意識がとんじゃいました…(要は寝てたってことです).

で,その後,施設内にあるトレーニング・マシンを試しに使ってみたのです.自転車こぎマシンやウォーキング・マシンがあって,負荷を設定し,ハンドルを握って使用すると,心拍数や消費カロリーなどを表示してくれます.ふーん…
で,これ,何が楽しいんだろう?

自転車なら,実際に外をこいだほうが,風を感じたり景色を楽しんだりして,ぜったい楽しいと思うんですけど.
ウォーキングだって同じです.わざわざベルト・コンベアの上をせっせと歩くのは,いったい何のため? 家の回りを散歩するんじゃだめなの?

…などと思っていました.「もっと背筋を伸ばして!」,「もっと歩幅を広げて!」,「ふつうに歩いて!」などと横から指導されながら.…私は別にウォーキング・マシンなんか使いたくないんですって.ただちょっと,どんなものなのか試してみようと思っただけですって.…と,心の中で反論しながら.

なぜ世の中にはトレーニング・マシンなるものがあるのか,その後,つくづくと考えてみました.その1,天候にかかわらず一定の運動ができるから.その2,決まった場所でいつもできるほうが,自分に対して「習慣化」しやすいから.その3,同条件で自分を「計測・評価」できるから……これだ!

そう,計測が好きな人,データをとり,比較するのが好きな人こそが,トレーニング・マシンの付近をうろうろしているに違いありません.
となると,…日本橋在住のあの方なんか,きっと,どこかのジムに通った経験がおありだろうな… などと,かってに想像している私でありました.

そうそう,週末の伊豆旅行の最中のことです.

そのとき私は,2人の子どもといっしょに公園ではしゃいできて,野原で転がって遊んで,山に登って降りてきてソフトクリームをかじっているときだったのですが,なんだか見たことのある人がリフトから降りてくるなぁ… と思ったら,なんと,仕事上のお知り合いの方(Iさん)だったのです.

Iさんも家族連れで,お互いに簡単に家族紹介をして,「それでは」と別れたのですが,その後ではっとしました.

私は,髪の毛ボサボサ,着ているものも泥で汚れて,なんともみっともないかっこうだったのです.あー….思い出すだけで恥ずかしい…;;

教訓.いつどこで,だれと会っても,恥ずかしくない格好を心がけよう.
   でも,しかたのないときもありますけどね.今回はその「しかたのないとき」に入れておきます.

(葵)ちゃんがなにやら「もう,夏まではずっと忙しい(はず)です」と言っているので,仕事はメリハリがだいじだよ~,忙しいときと休むときのリズムをきちんとつけないと,ずっと忙しいと精神的にまいっちゃうよ,とアドバイスをしている横から,編集長は,

編集長:「いや,一度は限界までやってみて,自分がどこまでできるか知っておいたほうがいい」

とおっしゃいます.まあ,お酒の飲み方と同じで,確かに「自分の限界」を知ることって大事だよねぇ… と納得.
私は出版社に入社した次の年かな? 一度に同じ号の「第1特集と第2特集」を担当したときがつらかったです.あ,でも徹夜はなかったなぁ.月に1度は(あるいは2度,3度…)徹夜が必須になったのは,2000年のイベント運営事務局担当だったときでした.あれはたいへんだったです.でも,自分しかやる人がいないから,歯をくいしばってやりました.そんな中,趣味の音楽活動(週2くらい)にもむりやり参加したり結婚式場を回ったりしていたから,…人間,やろうと思えばなんでもやれるものなのかもしれません(笑).

童顔でかわいらしい(葵)ちゃんは,なんだか中学生か高校生みたいで,なんとなく守ってあげなくちゃいけないような気にもなってしまうのだけれど….もう20歳すぎた成人だもんね.自己管理は自分の責任でやらないとね.がんばって!

忙しいときに限って,子どもがぐずる,体調を崩す.

夢,と制約

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現実世界の中で何かを「する」には,必ず制約がつきまといます.お金とか人材とか時間とか….

でも,制約抜きで,「(自分たちは)こうしたいよね」,「こうなってほしいよね」,という,夢もあると思います.
# ここでいう夢は,“制約のとっぱらい(もっと予算があればいいな,とか)”ではありません.もっと大きな目標です.

たまには,そういう「夢」を,大いに,語り合う機会があってもいいではないですか.

今日の午後,そんな機会が持てそうな予感.

ここのところ仕事が立て込んでいたので,保育園の年度末のお休みを利用して小旅行に行ってきました.

小旅行とはいえ,金曜に出発,帰宅は日曜の深夜,というものなので,強行軍と言えば強行軍です.
おまけに日曜はポカポカ陽気.4月のわりに強い日差しの中,砂利で元気に遊んでいた1歳の子どもが,夕方になって突然吐いてしまいました.

「お昼,食べ過ぎだったかもね~」なんて楽観していたのははじめのうちで,2回,3回と繰り返し吐くうちに,だんだん私も真剣な表情に….結局,夕食もろくに食べずに急いで帰宅しました(それでも深夜,というスケジュール自体,幼児には酷だったか… と後悔するも,後の祭りです).

翌日も,機嫌が悪くぐずりっぱなし,微熱ありの子どもを保育園には連れて行けず,結局夫と私が交代で付き添い,家でゆっくりさせました.そのかいあって,今日は元気に保育園に行けました.よかった,よかった.

休日にたっぷり気分転換をするのもいいけれど,子どもに負担をかけちゃあいけないなぁ…,と,あらためて反省しました.

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