モチベーションup!の最近のブログ記事

やる気を磨こう

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先日,学生さんをすごく生き生きとさせるのが上手な大学の先生とお話ししました.

最近,学生の質の低下などが言われることがあるけれど,先生のゼミの生徒さんは,なぜそんなに生き生きしているのでしょう? と伺いました.すると,まずはいっしょに実験などをしてみて,結果の意外さや楽しさに興味をもってもらうのだ,ということに続けて,

「人間の能力の差なんて,たかだか2倍くらいなんです.でも,やる気は100倍違う.やる気を持てば,あとはかってにどんどん進んでいけるんです」

と言われていました.

これ,すごく同感です.自分という1人の人間でも,グワーっとやる気に満ちあふれているときもあるし,なんだか気が乗らないこともある.そうしたら,「いかに自分のやる気を維持(コントロール)するか」ということが,かなり大事なことに思えてきました.

能力を磨くよりも,やる気を磨くほうが早道なのかもしれませんよ?!

「切り替えが大事」.この一言に尽きますね.

よくわからないイエローカードにPKで失点,その他カード累積で退場者も….え? そのジャッジ,正しいの?

…ということがたくさんあっても,試合中にキレる選手はいませんでしたし,試合後もグチるコメントは皆無.次の目標に向けて気持ちを切り替えていく,というのがすごくうまいと感じました.

若いのに偉い.人間ができている!

試合の中でも,不利な状況が続いてもへこたれることなく,常に攻めてチャンスを作っていました.サッカーの技術だけでなく,精神面もずいぶん強くなっているように思いました.技術に裏打ちされて自信がついているということなのかもしれません.

サッカーを応援しながら,いろいろと反省してしまった夜でした....

失敗したとき

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「しっぱいは,せいこうのはは~」

と子どもが歌っていました.何かと思ったら,朝9時からやっている,子ども向け教育?番組のテーマ・ソングらしいです.

とあるエンジニアの方は,
「成功のひけつ…それは,成功するまでやることです」
とおっしゃっていました.まあ費用対効果などを考えると,なかなか成功するまでやらせてもらえるようなことは,なかなかないのかもしれませんが.

でも,少なくともやってはいけないのは,失敗した人(特に,それで反省している人)を「なにやってんだ!」と叱責することだ,と人材育成では学びます.子育てでも,そう言われます.次はこうしよう,という前向きな姿勢を持たせるほうが望ましく,ただ単に「なにやってんの!」と怒り散らすことは,自分の感情をぶつけているだけ,ストレス発散しているだけ… そんなの,親が子どもにやるべきことではないよね? と,言われます.
(私もときどき夫に指摘されてますが;;)

とかく最近の教育は,失敗しないように,失敗させないように,と導いている,という話を聞きます.そうやって教育された人は,無難にも受身にもなるでしょう.偏差値だけで進学先を決めていれば「やりたいことがない」状況にもなるでしょうし,学校で学んだことをどうせ社会に生かせない,となれば,せめて社会性を身につけるためにサークル活動や部活動にいそしんで,「みんなで団結する大切さを学びました」と面接で言うことにもなるでしょう.

失敗から学ぶことは多い,と思います.また,よくそう言われます.「でも現実には失敗できない」.それでしかたないのでしょうか….

保育園にお迎えにいくと,「その日あったこと」がホワイト・ボードに書いてあるのですが,ある4月の日にはこんなことが書いてありました.

「当番活動開始!

 うさぎ当番に水やり当番,テーブルふき当番,ごあいさつ当番など….
 どんな当番をやるか,みんなで考えて決めました.
 自分たちで考えたので,取り組みにも積極的です.」

これって,まさに,押しつけられではなく「仕事を制御できている感」なのではと….

雷鳴を聞きながら

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いざ出かけよう,としたとき,外はどしゃぶりの雷雨.
...と聞くと,なんだかげんなりしますが,

「春雷」

という言葉を思い浮かべれば,さわやかに傘を開いて出て行けます.

組み込みソフトウェア開発に関する記事の依頼で,國方さんというエンジニアの方とお話ししたときのことです.

私は,「士農工商メカ,エレキ,ソフト」という言い回しを聞いたり,一般論として「ハードウェアは直せないから,ソフトでどうにかしてよ」というシチュエーションがある,というグチ話を聞いたりして,「ソフトウェア技術者がハードウェア技術者の尻拭いをさせられることが多いのだ」と思い込んでいました.でも,國方さんは,こんなことをおっしゃっていました.

「ハードウェアで直せるものなら,ハードウェアで直せばいいんですよ.それができないから,ソフトウェアのほうにお願いしている.そのことを分かってほしいです」

今こそ國方さんはソフトウェア技術者ですが,以前はハードウェア側の技術者でした.だからこそ,どちらの立場も理解できるのでしょう.自分たちが「やらされている,迷惑をこうむっている」と思っていては,相手と良好な関係を築けない―― その通りだと思います.國方さんのお話を伺いながら,組み込みシステム開発だけでなく,縦割り組織や社内の部署間対立などの話も頭をよぎりました.私自身も,考えを改めなければならない点がありそうです.

技術者って,営業などに比べて,待遇(給料など)が悪い,という話もよく聞くのですが? とお伺いしたら,

「それも,感じ方次第だと思います.自分の仕事がコントロール可能だと感じるかどうか.”与えられたことをやらされている”と感じるのか,”必要なことをやっている”と感じるのかで,疲れや満足感,考え方などが変わってくるでしょうね」

…なるほど.

いつもニコニコしている國方さんの,技術者としてのすごさが伝わってきました.

SESSAMEのワークショップを取材してきました(レポートは,組み込みネットのこちらに掲載しました).

その中で,自分の「人生60年表」を作る,という作業を行いました.

最初は,「誕生日」,「今日」,そして主なイベントとして「幼稚園に入園」,「小学校に入学」,「中学校に入学」,などのお決まりのものを書き込みます.で,ほかにも自分に影響を与えたり,転機になったようなイベントを書き込んでみてください,と言われて,

...そんなもの,あったっけ...

などと思いながら表を眺めることしばし.

そう言えば,幼稚園のときに登園拒否(2年保育の最初の年の6月くらい?)したことがあったっけ...

そう言えば,中学校1年のときに学級委員の立候補者がいなくて,先生が「なんで立候補しないんだ!」と端から聞いて回っていて,私は「立候補しても学級委員に選ばれないと恥ずかしいから」って答えたっけ...で,先生が「じゃ,一番最初に立候補したヤツを絶対に学級委員にする」と言ったら,私の前の前の席の人がさっと手を挙げたっけ...

そう言えば,高校受験のストレス? で食べ過ぎた結果,高校時代に無理なダイエットをしたことがあったっけ...

そう言えば,高校3年の夏にクラスで演劇をやるとき,あれこれもめたっけ... で,なぜか私がひとりでクラス新聞を作り出したりしたっけ...

思い出せば,出てくる,出てくる,夢中になって表を埋めていました.

こうやって見ていると,昔から私は文字に関係する仕事が好きだったんだな...でも,ちっともエンジニアっぽくないな...(まあエンジニアではないから当然か?)などと,自分の世界にはまってしまいました.

「人生60年表」と「自分2.0宣言」,けっこう,お勧めです.だまされたと思って,金曜の夜の酒の肴にでも,作ってみてください.

実際の講演資料などは,平鍋さんのblog に置いてあります.

最近,仕事であちこち出歩いていて,「そうそう,私はこれに興味があるんだ!」というものにぶつかることが多くなりました.

何でだろう,と考えたのですが,自分が興味を持っている範囲が広がった&仕事を自分の好きなジャンルのほうに掘り進めている,ということがあるようです.
そこで思ったのは,「自分の中の内部レジスタに,たくさんフラグを用意しておけばいいんだ!」ということです.

興味・関心のあること(フラグ)が20個あれば,ゆく先々で,どれか一つはフラグが立つのではないでしょうか.そうすれば,あれにもこれにも,意欲的に取り組めます.仕事(もしくは,そのほかのやっていること)が楽しくなります.

今の私は,関心のあることが多すぎて,どれも深く追求できていない,ということが悩みのタネです….

私は,仕事でも趣味でも文章を書く機会が多いわけですが,入力デバイスによって「やる気」が変わります.
移動しながら文章を書くには,持ち運びの「手軽さ」も重要なのですが,それよりも「使い勝手」がやる気を,また,書くときの気分を変えてくれます.

いちばん持ち運びが手軽なのは,ケータイです.メールとして発信することもできるので,入力した文章はディジタル・データとして活用できます.
しかし,難点は,文字入力が面倒なことです.まあ,15個のボタンにしてはよくやっているとは思いますが,例えば「お」一つ入れるのに,キーを5回もクリックしなければならないのは苦痛です."「"や"」"の記号を入れるのも面倒だし,「、」を「,」にできなかったり,単語登録ができないので文字変換に苦労したりと,入力する文字にこだわりのある私としては,ケータイでは最低限の箇条書きしか入れたくなくなります.

Windows CEなどが搭載された,キーボード付きのPDA(NTT DoCoMoのシグマリオンなど)は,持ち運びは手軽です.キーも小さいながら,私はなんとか使いこなせます.電車で立ったまま入力できるのも,電車を降りるときに「パタン」と閉じるだけでよく,また開いて電源を押せばすかさず立ち上がるのも気持ち良いです.
でも,これも日本語変換に難あり.特に,画面をタップしなければ使いこなせないのが,電車で立ったまま使うときには苦痛です(もしかして,まだ私がショートカットを覚えていないだけかもしれませんが).使い勝手が,パソコンと微妙に異なるのがストレスになります.

ノート・パソコン.持ち運びは重たいけれど,これがいちばんキー・タイピングになじみます.カチャカチャっと入れればすらすらと文字が画面上に表示される.これが爽快! 爽快だと,文章がすらすらと出てきます.頭で考えたことがそのまま直感的に,指先でディジタル・データになる快感! やっぱり,こうじゃなくっちゃ...

そんなことを思う私は,重いながらもノート・パソコンを常に持ち歩く運命なのでしょう.

そうそう,手書きのメモ帳も,漠然としたアイディアをまとめるには良いのですけれどね.
すぐディジタルにならないのが難点ですね.
Windowsパソコンでタップ付きのがありましたが,文章の「ディジタル・データ」というなら,やはりテキスト・データでなくっちゃ.手書きは図解ベースだから,デジカメで取り込むしかないかな?

Let's MindMap !

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本日,オブジェクト倶楽部主催のクリスマス・イベントを取材してきました.
クリスマス・イベントといっても,別にパーティーなわけではなく(まあ,懇親会はパーティーですけれど),プロジェクト・ファシリテーションや技術に関する講演会がきっちりとあります.そこで,いろんな”気づき”をプレゼントにもらって帰ってきました.

気づき Top 1:「マインド・マップは,好きなように描けばいいんだ!」
 今までは見よう見まね(でも自信なし),という感じで書いていたのですが,要は,頭の中に浮かぶことを自分なりに整理して(ここがポイント.唯一絶対の論理的な解があるわけではありません),図に示せばいいんだ,と知ったことは大きな収穫です.よぉし,これで今日から堂々と,好き勝手なマインド・マップを書ける!

気づき Top 2:「ライトニング・トークスは"しゃべり"と"機転"が命.まるで面接」
 持ち時間は5分間,時間が来ると「ジヤァァァーン!」とドラが鳴り響きます(カンフーの試合みたい).そして次の人の開始時間まで,準備は20秒.プロジェクタに不備があろうが,入場時にこけようが,何があっても問答無用でタイマがカウントダウンしていきます.その非情さとドラの響きにしびれました.
 おまけに,トーカー(しゃべる人)が,自分の時間をきっかり使い切ろうとするのがすごいです! 10秒余ったら,またそこで何かしゃべる.その意気にもおそれいりました.
 すごーい! 難しそう! ...でも,ちょっぴり,自分もやってみたいかも....テーマは自由.5分間1本勝負.次回,トーカーとして手を挙げたら,(話し下手の)自分の中の,何かが変わるかな?

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