数カ月前から,サミットの各商品の値札が電子化されました.
今まで,その日の特売品は「本日限り 128円」とかデカデカと出ていたわけですが,それが小さな液晶ディスプレイで,いかに赤い「お買い得品」マークが点滅していようと,うーん ほんとに今日の特売なの? とか,疑う自分がいました.
やっぱり紙で大きく(しかも,白と黒,赤のコントラストも鮮やかに)ドーンと書いたほうが見栄えするよねっ! と思っていたのですが.
最近,その小さな値札ディスプレイの中の,さらに右下の数字が気になるようになりました.
(価格に敏感な主婦の方以外はお気づきではないのかもしれませんが,)ここには,100gあたりxx円,などの単価が出ているのです.
例えばチーズを買うとき,スライス・チーズが特売になっていたりすると,「…まてまて.固形チーズの単価とどのくらい違う?」とか,つい見比べてしまうんですね.
今日も,うどん(ゆでめん)を買おうとして,200g×3パックのうどん(178円)と400g(2人前)のうどん(138円)を比べ,直感的に選ぼうという気持ちを抑えながら単価を見比べます.
「…そ,そうなんだ,単価だとやっぱりこっちが安いのか…」
なんだか,知ってしまうと,ちょっとでも高いほうを買うのには抵抗があったりして….
「夕方になれば値下がりするかも.また後で来よう」
と,結局,どちらも買わずにお店を出たのでした.
そういう「ささいな」差にこだわるよりも,もっと節約するところがあるでしょ! と冷静に考えると思うわけですが,まあ,そういうことに目がいくようになりました… というのが,今回の電子化の影響論でありました.