ことばの最近のブログ記事

先日,岐阜県各務原市で行われたイベントのレポートが,組み込みネットに掲載されています.

会場は「かかみがはら航空宇宙科学博物館」,というのを見て,関西出身の編集長が,

(編集長)「え?! かがみはらじゃないの?」

そうですよね~,私も“かがみはら”市だと思ってました.でも,公式サイトで見ると,“かかみがはら”市みたいですよ….

WikiPedia「各務原市」この地の表記・発音の項によると,各務原の読み方については,市民や近隣住民の間でさえも「かかみはら」,「かがみはら」,「かかみがはら」,「かがみがはら」のいずれも使われており,いまだに統一されていないのだそうです.

私も関東出身ですが,茨城県が「いばらき」だったか「いばらぎ」だったか,いまだに毎回確認しないと怖くて使えない毎日です(正解は「いばらき」です,念のため).

昨日,ちょっとお勉強(市場調査)に,大きな書店に行きました.

ほんの1時間ほど,のつもりが,いつのまにか沖に流されてしまい,… やっとのことで会社に漂着.

書店っておもしろいです.読みたかった本,ちっとも知らなかったけど興味を惹かれる本,などを次々と手に取るうちに,時間がどんどん過ぎていきます.気が付けば足が棒のようです.いすのある書店なのに,座ることも忘れていました….

下流社会 第2章」という本も手にとってみました.ほほぉ… なるほど….いろいろおもしろかったのですが,いちばん感心したのは,「かまやつ女」などのネーミング・センスです(著者が付けたとは限らないけれど,著者が主催するカルチャースタディーズ研究所が付けたらしい).よく知らないけど,想像力が喚起される言葉.そんな言葉を,私もホイホイと紡ぎ出せるようになりたいです.

そんな“魔法の言葉”を,今日も探しています….

知り合いの方から,分かりにくい日本語として,以下のページを教えていただきました.

モスバーガーのきれいな食い方教えれ

これを読んで,涙を流して笑ってしまいました.仕事中なのに….

こんな仕様書が上から流れてきたら,困りますよね….

・退社時刻は,常に予定した時間から10分以上遅れる.

・仕事の上がりは,常に予定した日時から3日ほど遅れる.

…いや,「常に」ではありません….「まれに」でもありませんけど….

紫のバラの人

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もう4、5年前の話になります。確かクリスマス明けのある日、会社の机の上に、一冊の岩波新書が置いてありました。 『文章の書き方』。新品です。同僚に聞いてみたら「編集長からのクリスマス・プレゼントらしい」とのこと。同僚のみんなももらったようです。

(↓この本です)

読んでみると、ただのテクニックではなく、心に訴えるようなすばらしい本でした。こんな本をさりげなくくださるとは、さすが編集長…と、ずっと思っていました。

ところがつい先日、贈り主は編集長ではなかったことが分かりました。本人に心あたりがなく、その本も知らないというのです。

じゃあ、あれは誰だったのかしら…。

紫のバラの人が現れたら、いつかお礼を言いたいと思います。

ピタゴラスイッチという幼児番組でやっているコーナ「きょうの手順」がおもしろいです。
うたう

ふく

はくしゅする

きる

たべる

これは、誕生日会の手順です。 では、
かんがえる

たのむ

さいそくする

まとめる

しつもんする

かくにんする

かくにんする

かくにんする

は?

昨晩,某IT企業の偉い方と,久々に会ってお話ししました.

その方いわく,マーケティングには社会心理学の本がすっごく役に立ったそうです.

私も,学生時代に「教育心理学」の授業を聴講して,けっこう面白かった記憶があるので,社会心理学にもトライしてみることにしました.私の仕事にも役立ちそうだし.

で,WikiPediaの社会心理学関連の用語を一覧したのですが,ほんとに言葉だけでも興味深いものばかり.「スケープ・ゴート」とか,「自薦の用心棒」とか.よし.これから少しずつ読み進めてみようっと...

昨日(日曜日)は,仮面ライダー カブトの最終回でした....驚いたことに,仮面ライダー カブトはこんなことを言うのです.

「自分が変われば,世界は変わる」
「自分のために世界を変えるんじゃない.他人のために自分を変えられるのが人間だ」

自分が変われば,世界は変わる... XP(eXtreme Programming)などの世界で有名な,Kent Beck氏の言葉そのまんまじゃないですか.

カブト(の番組制作者)は,Kent Beck氏を知っていたのでしょうか? それとも,一般的な言い回しなのでしょうか? すごく,興味があります.

ベビーカーを押しながら,カタカタと車輪が音を立てて動いているのを見て,ふと「わだち」ということばを連想しました.

わだちと言うと,シャーロック・ホームズなどの作品に出てくる,馬車の通った後が地面に食い込んでいる,あれを思い出します.馬車に乗っていたものの重量がわだちの深さに比例していたりして,解決の糸口になっちゃったりして.…

いずれにせよ,現代の日本でそんなものにお目にかかることはまずないわけですが.

滅びゆくことばのほうが美しく感じられるのは,きっと私が歳をとったせいでしょう.

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