失敗したとき

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「しっぱいは,せいこうのはは~」

と子どもが歌っていました.何かと思ったら,朝9時からやっている,子ども向け教育?番組のテーマ・ソングらしいです.

とあるエンジニアの方は,
「成功のひけつ…それは,成功するまでやることです」
とおっしゃっていました.まあ費用対効果などを考えると,なかなか成功するまでやらせてもらえるようなことは,なかなかないのかもしれませんが.

でも,少なくともやってはいけないのは,失敗した人(特に,それで反省している人)を「なにやってんだ!」と叱責することだ,と人材育成では学びます.子育てでも,そう言われます.次はこうしよう,という前向きな姿勢を持たせるほうが望ましく,ただ単に「なにやってんの!」と怒り散らすことは,自分の感情をぶつけているだけ,ストレス発散しているだけ… そんなの,親が子どもにやるべきことではないよね? と,言われます.
(私もときどき夫に指摘されてますが;;)

とかく最近の教育は,失敗しないように,失敗させないように,と導いている,という話を聞きます.そうやって教育された人は,無難にも受身にもなるでしょう.偏差値だけで進学先を決めていれば「やりたいことがない」状況にもなるでしょうし,学校で学んだことをどうせ社会に生かせない,となれば,せめて社会性を身につけるためにサークル活動や部活動にいそしんで,「みんなで団結する大切さを学びました」と面接で言うことにもなるでしょう.

失敗から学ぶことは多い,と思います.また,よくそう言われます.「でも現実には失敗できない」.それでしかたないのでしょうか….

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このページは、(志)が2008年8月22日 09:55に書いたブログ記事です。

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