もう4、5年前の話になります。確かクリスマス明けのある日、会社の机の上に、一冊の岩波新書が置いてありました。 『文章の書き方』。新品です。同僚に聞いてみたら「編集長からのクリスマス・プレゼントらしい」とのこと。同僚のみんなももらったようです。
(↓この本です)
読んでみると、ただのテクニックではなく、心に訴えるようなすばらしい本でした。こんな本をさりげなくくださるとは、さすが編集長…と、ずっと思っていました。
ところがつい先日、贈り主は編集長ではなかったことが分かりました。本人に心あたりがなく、その本も知らないというのです。
じゃあ、あれは誰だったのかしら…。
紫のバラの人が現れたら、いつかお礼を言いたいと思います。
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