6歳の息子が「将来なりたいもの」

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4月から小学生になる子供(R)が,卒園アルバムの記載事項「大きくなったら…」の前で首をひねっていました.

もっと小さいころは,大きくなったら「かいじゅうになりたい」,「ひこうきのそうじゅうし」などと言っていたし,このごろは「お母さんみたいな仕事(=飛行船とLEGOとロケットで遊ぶ仕事,ときどき本も売りにいく)がやりたい!」などと言っていたのに,…やっぱり真剣に考えると,別の仕事がいいのかしら.

そこで,この機会に職業教育をしようかしら,と思い,社会のしくみをざっくり説明してみました.

母「あのね,まず,ものを作る仕事があるでしょ.それから,ものを売る仕事があるよね」

R「それから,お客さんもいるよね!」

母「そうそう.でも,お客さんはお金でものを買うでしょう? だから,お客さんになるためには,何か人のためにする仕事をやって,お金をもらえなければ買えないんだよ」

R「ふーん」

母「それから,ものを作ったり売ったりする以外にも,みんなに何かをしてあげるような仕事もあるよね.それから,みんなのために考えたりするような仕事もあるんだよ.例えば政治家の人とかね」

R「…」

子供(R)は分かったような,分からないような反応をしていました.

夜,寝る前に「もう書いちゃった!」と言うので,なんと書いたかと思ったら,

『いろんなせっけいずをかくひとになりたいです.』

と書いてありました.

どこでそんな発想を! …と思ったら,どうやら夫が「どんな仕事があるのかをいろいろ並べてあげた」らしいんですね.

こうやって,子供は刷り込まれていくのです.きっと.

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このページは、(志)が2008年1月10日 14:58に書いたブログ記事です。

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