時間がなければ工夫する,とはいえ

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このごろあまり言わないで来ましたが,我が相棒の働き方はますますハードになっており,最近は3~4日に1回くらいしか家に帰ってきません.どうやら,会社に泊まり込んで仕事をしている様子です.
それじゃあ体を壊すよ… と思い,また言ってはいるのですが,今はどうしようもない,の一点張りです.とにかくプロジェクトの収束を待つしかない,と,私も半分諦めかけています.
(ほんとに,今の我が家は母子家庭状態です.こんなんじゃそのうち「おとうさん,こんどはいつ来るの?」と言われちゃうよ… などと思いつつ)

こんなとき「ワーク・ライフ・バランス」などと言う言葉が頭をよぎりますが,なかなか実践は難しいのが実態です.この「難しい」には二つの意味があります.一つ目は,社会的に浸透するには至っていない,という点です.これについては富士ゼロックス総合教育研究所の出馬 幹也さんが良いことを書いてくださっているので,以下に紹介します.(http://www.fxli.co.jp/co_creation/ からリンクがあります)

「企業戦略としてのワークライフバランス」 労政時報 第3702号/07.5.25
http://www.fxli.co.jp/co_creation/images/3702.pdf

「時間が有限ならば,人間は何とか工夫するのである」と出馬さんはおっしゃっています.確かにその通りなのですが,効率化や工夫には若干のストレスが伴います.これが,難しい,と思う二つ目の点です.

私は保育園のお迎え時間に縛られているので,強制的にワーク・ライフ・バランスを取らざるを得ないのですが,やっぱり残業できる日のほうが気持ちは落ち着きます(定時で帰らなければならない日は,終日そわそわしている気がします…).

要するに,会社以外で過ごす時間の楽しさが,仕事を効率化するストレスに耐えるに足るものであるかどうか,ということが,ワーク・ライフ・バランスを取ろうとするモチベーションにつながるのでしょう.

…ということは,もしかして,仕事漬けの我が相棒は,家に帰ってきたくないってこと?!
まさかそうではないことを,深く深く願っています….

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このページは、(志)が2008年7月 7日 11:00に書いたブログ記事です。

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