テスト・コンサルタントのNさんに教えられる

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このブログでも,保育園の懇親会でも,夫が忙しいだの家事分担が不公平だの,いろいろ不満を並べてきました.でも,不満を相手にぶつけて対峙するだけでは,問題を解決できないのだな,ということを,テスト・コンサルタントのNさんから学びました.

書いてみると当たり前のことのようですが,この「気づき」は大きかったです.

現状の不満:
「共働きなのに,家事負担は自分に大きくかかってきている.私が大変」
「夫は忙しくて,家事や育児に割ける時間が少ない.さらに過労ぎみで,このままだと体を壊すかも.夫が心配」
「土日でも子どもはお父さんと遊べずにいる.子どもがかわいそう」

今までの態度:
「私はこんなに大変なんだから,あなたの状況を何とかしてよ」
…これは,「私」vs「あなた」なんですね.

例えば,こんなふうにやってみれば…:
・家事の中で,やめられるものをやめてみる
・「最近,うちの家庭の雰囲気ってどう? なんだかうまくいってないような気がしない?」などと,“家庭の状況”を2人の共通の問題という意識で捉える.
…これは,「問題」vs「私たち(私&あなた)」なんですね.
・相手が何か提案してきたら,それを大きく評価して受け止めるということ.
ex 妻「忙しいからこの乾燥機買っちゃおうかな~」 夫「いいねぇ.もっと上位機種にしてみてもいいんじゃない?」

あと,すごく参考になったのは,「忙しくて余裕がない,というのは,物理的な面より精神的な面が大きい」ということでした.
確かにそうですね….

***

そんなわけで,家に帰ってから,少し自分の態度を改めてみました.

休日なのに用事で出かける夫に,気遣いのケータイ・メールを送ったり.
疲れて帰ってきた夫を,眠いながらもいったん出迎えたり.
翌日,頭が痛いといって会社を休んだ夫にコーヒーを入れたり.

ほんのちょっとしたことなのに,だいぶ空気が変わった気がします.

***

上記はノンフィクションですが,家事を「仕事」に置き換え,家庭を「プロジェクト・チーム」に置き換えれば,皆さんにも何かお役に立つことがあるかもしれません.

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このページは、(志)が2008年6月17日 12:15に書いたブログ記事です。

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