眼帯で測る人間関係

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昨日1日,眼帯をしていて,気付いたことがあります.

法則その1:眼帯がいちばん有効に機能するのは,見ず知らずの他人の中にいるときである.

電車の中や街中など,私のことを知らない人は,眼帯をごく普通に受け止めます.傷が見えていると「気持ち悪い」と思うだろうので,眼帯は十分効果を発揮していると言えます.

法則その2:親しくしている人は「どうしたの?」と聞いてくるが,プライベートに立ち入ってはいけない,と思っている人は気付いていても口に出さない.

黄色い肌に白い眼帯をしているのだから,かなり目立ちます.で,ごく近くで会話していても,けっして「それ,どうしたの?」と聞いてこない人がけっこういます.こちらの気持ちに配慮してもらっているのだな,とありがたく受け止めつつも,微妙な距離感を感じてちょっぴりさみしい気もするのでした.
それに,見えているのにないかのように振る舞われるのは却っていたたまれず,つい自分から「実はこれ…」としゃべってしまう私なのでした.

すごいな,と思ったのは我が子たちです.腫れていようが眼帯をしていようが,いつもとまったく変わらない表情でまっすぐこちらを見つめてきます.「怖くない? 気持ち悪くない?」と聞いても「ぜんぜん!」と即答してくれます.なんだかじんとしました.

夫にはたくさん同情されています.やったあ v('_')v

# 災い転じて?

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コメント(1)

(葵)ちゃんが,今朝さっそく「どうしたんですか?」って聞いてくれました.
えーと….木曜日も金曜日も顔を合わせていると思うんですけれど….

もしや,自分で気にしているほど,周囲には気になっていなかったのかも?!

それとも….

でも,良い人たちに囲まれて,私は幸せです.

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このページは、(志)が2008年3月 1日 16:26に書いたブログ記事です。

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