ちょっと星のことを調べていたら,七夕の夜に願うこと というWebページを見つけました.
ベガとアルタイルの時間感覚について書かれていて,なかなか興味深し.
彼らが言葉を交わすとき,話してから届くまでが15年.返事が返ってくるのは30年後.
だけど,これは,彼らの感覚にしてみれば10秒弱となる.ちょっとした遠隔地通信みたいな雰囲気なのかしら.「○○ですか.どうぞ」「…(10秒)…はい,○○です」みたいな.うん,これならまあ,会話できますね.
そんな彼らに,「1年のうち1日は,相手と会わなければならない」という制約を課すのは,もしかしたら酷なことなのかもしれません.年に1回! そんな制約を課されたら,ほかのこと,なーんにもできないじゃない!
空の恋物語をロマンチックに語るのは地上の人間ばかり.ちょっとは星の気持ちになってみろ,と星のほうでは思っているかも…?!
それよりも,そもそも織姫牽牛さんたちって,自分たちの恋愛もうまくいってないんですよね?(川をはさんで逢えない)
そんな方々に16~25光年も離れたところの願い事を叶えてもらおうなんてのがそもそも論理的に矛盾しているのではないかと思うのですが..
ちなみにベガは自壊速度の94%で自転しているんだそうで..自暴自棄になっているのかも知れません.
た さま:
遠距離恋愛イコール「うまくいってない」ということはないのではないかと….
でも,そう言えば,そもそもベタベタしすぎて仕事をしないから引き離されたのではなかったでしたっけ?(うろ覚え)
川を隔ててプラトニックに求め合うのもいいのかもしれませんよ.
完全に満ち足りた状態よりも,叶わない部分かあるからこそ,実行へのエネルギーが湧いてくるようなこと,ありませんか.
期末テストが終わった後より,終わる前のほうが,「やりたいこと」がいっぱいある,というような….
どちらにせよ,「ゲキブルー(注:獣拳戦隊ゲキレンジャー)になりたい」とか,「お金が貯まりますように(6歳・男)」などの願いをかなえてあげようと思うモチベーションは,星々にはないものと思います.