2007年6月号の『編集会議』(という雑誌)の巻頭特集は,「ただいま増加中! ママ編集長」というタイトルです.まあインパクトのあるタイトルですが,そんなの当たり前じゃないの? と思ってしまいます.
この世の中には男性と女性がいて,「どちらも働くのが当たり前」の世界になれば,そして,いくら晩婚化が進んでいるとは言え,結婚する人口もそれなりにいることを考えれば,いずれは女性編集長も増えてくるわけで….特に,女性が強い分野の雑誌であればなおさらです.
まあ,「男女同権」が建て前だった時代が長かったことを考えれば,「やっと名実ともに...」ということなのかもしれませんが.
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という正論を振りかざしながら,自らの家庭を振り返ってみると,やっぱり夫の仕事が最優先される(私の仕事は二の次にせざるを得ない)現実を,苦く噛みしめています….雑誌に取り上げられていた某ママ編集長は,「送りは自分,迎えは夫」という夢のサイクルを実現しています.いいなぁ….それなら残業し放題だなぁ….
残業し放題,というほどではなくても,せめて,週に2日は残業したいです.
週に2日の残業がかなわないから,せめて,月に一度くらいは休日出勤させてもらっているのですが(本当はもっと出てきたい!),それでも子どもの諦めの視線が痛いです.本当は,週2日の休日は,家族で笑って過ごしたいのに….
男女共同参画社会なら,男性の皆さん,残業するのは週のうち半分くらいにしてください~.
経営者の皆さん,厳しすぎるノルマはやめてください~.
人間は,酷使されすぎると,壊れます.細心の注意をもってお取り扱いください.
以上,魂の叫びでした.
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