私はLEGOブロックが大好きです.小学生のころから,よく遊んでいました.
「お家」を作るためのキット(台になる板と,基本ブロック(積み上げて壁にする),屋根になる斜めのブロック,窓,ドア,水道の蛇口,タイルなどがあって,それらを組み合わせては家(というより“部屋”)を作り,人形を動かしておままごとをしていました.実家には,私が使っていた四半世紀前のブロックが,いまだに取ってあります.
こんな私がLEGO MINDSTORMS RCXに飛びつくのは当然...かと思ったのですが,RCXは私のなじんできた「いわゆるLEGOブロック」とはちょっと違いました.基本的に車輪がベースで,機構として“動く”ものを制作し,それを多少飾る,という感じのものでした.ディファレンシャル・ギアやワーム・ギアなどのパーツもあるし,機構が好きな人にはたまらないキットだろうな,と思いました.
来年は,LEGO MINDSTORMS NXTに触る機会もありそうなので,あれはあれで楽しみなのですが,...この間実家に帰ってLEGOブロックで遊んでみたら,その楽しいこと!
また,これはあまり関係ないのですが,最近こどものためにポケモンのキャラクターの絵を紙に描いてあげています.この場合,自分で創作するのではなく,元になる絵をじーっと見ながら,ほぼ同じものを複製していきます.そのときも,複製を作ることによって,元の絵をよく観察するし,細部でいろいろな発見があることに気付きました.
「へー.ヒコザルの頭って,こんなになっているんだ」
「ナエトルの顔は,恐竜(または鳥)みたい.カメだから仲間なのかな」
「ポッチャマってこういう口なのね」 e.t.c.
いつもは漫然と見ているだけのものを,こうやって改めて子細に見てみると,あれこれと発見があります.シャーロック・ホームズの名せりふ「君は,見てはいるけれど観察していないんだよ」を思い出しました.
何かを作ろう,という意志と目的を持って対象をよく見ることがいかに大切か,ということを,LEGOやポケモンから学んでいます.ホントですって!
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