大人げない

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6歳の子どもが,「お母さん,将棋やろう!」と言ってきました.
どうやら夫に駒の動かし方を習ったばかりのようです.

私も将棋は初心者なので(駒の動かし方を知っているだけのレベル),「お母さんも弱いよ」と言いながら,勝負を始めました.

私は,あまり考えずに飛車と角を暴れさせるのが好きなのですが,そこで夫が子どもに「あれをあそこに動かせば」といちいち入れ知恵.まあ,子どもの相手をしてやるのが目的なので,別にいいや… と指すうちにだんだん私が劣勢に.それでも,そんなに腹は立たなかったんですよ.まあちょっとイライラはしましたが.

その後,夕食だのほかの予定だのが割り込んで,「後で続きをやろうね」と言っていたのですが,夜の10時半になってしまいました.普段なら子どもは寝かせている時間,今日はもうやめようよ,と言ったのですが,子どもはどうしてもやる,と言い,夫は「あと5手くらいでお母さんを負かすからね」などと言うので,私も相当イライラしてしまい,「そんなこと言ってないで,さっさとお風呂に入りなさい!」と夫をお風呂に入れてしまいました.

そして,それでも将棋をやりたがる子どもに「じゃ,さっさと終わらせよう」と言って,成った角と飛車でどんどん駒を取っていくと,子どもは泣き出してしまいました.…

「泣いてまで将棋なんて,やりたくない!」と(私が)怒り,その後はなるべく早く寝かせてしまったのですが.

よく考えたら,すなおに5手で負けてやれば子どもも満足だったし,泣かせるよりみんな早く寝られたのに….

私は,自分が負かされるのが嫌で,入れ知恵者を遠ざけておいて子どもをやっつけようとしたんだ(結果から言うと)….

と考えたら,なんだか申し訳なくなってきました.

これからは将棋じゃなくて,子どもも私も楽しめるようなシンプルなゲームをやることにします.

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このページは、(志)が2007年8月27日 15:02に書いたブログ記事です。

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