DRAMをどう使うか? ――性能の改善技術とその性能を生かす選択方法

池田博明

tag: 組み込み

技術解説 2003年3月17日

 DRAMの市場は主に,情報処理機器向け,ディジタル・コンシューマ機器向け,通信・ネットワーク機器向け,FA機器向けに分けられる.それぞれの市場によって性能や容量,消費電力に対する要求が異なるため,DRAMは多様化している.ここでは,市場ごとの要求と動向,低電圧化・低消費電力化のための対策などについて解説する.また,近年,機能ごとにいろいろな名称で呼ばれるDRAM規格をアプリケーションごとにまとめた.  (編集部)

 半導体の微細化・高集積化をけん引してきたDRAM(dynamic random access memory)業界は,ここ数年の淘汰の時代を経て,汎用製品については世界の地域ごとに1~2社に集約されてきました.現在,汎用DRAMの主な供給企業は,米国ではMicron Technology社,欧州ではドイツのInfineon Technologies社,韓国ではSamsung Electronics社とHynix Semiconductor社,日本ではエルピーダメモリです.こうした業界の流れに呼応するようにDRAMの開発競争が活発な動きを見せており,市場要求に沿った多彩なDRAMが開発されています.ここでは,さまざまなDRAM設計技術の展開を,大容量化・高速化・低消費電力化の観点から解説します.

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