DRAMをどう使うか? ――性能の改善技術とその性能を生かす選択方法

池田博明

tag: 組み込み

技術解説 2003年3月17日

●高速化の動向

 これまでは,動作周波数が66MHz~133MHzのSDR(single data rate)SDRAM(synchronous DRAM)が多く用いられてきました.今後はDDR(double data rate)SDRAMの第1世代であるDDR-I SDRAM(データ転送速度は200Mbps~400Mbps)が主流となり,さらに2004年前後からはデータ転送速度が400Mbps~667MbpsのDDR-II SDRAMが主要な役割を演じる見込みです.データ転送速度についても,2年で2倍になる傾向があるようです(図3)

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〔図3〕DRAM技術の推移
JEDEC標準DRAM品の仕様推移(DDR-IからDDR-IIへ)に伴う技術推移を,代表的な3要素(容量,データ転送速度,電源電圧)の変化として示す.容量の変化は仕様推移とは関連が薄いが,2年で2倍の傾向を示している.データ転送速度と電源電圧は仕様の世代交代とともに,それぞれ2倍,0.7倍となっている.こうした傾向の延長線上に次世代仕様のDDR-IIIが位置付けられることになる.

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