統合型プリント基板CADツールの運用方法 ――回路設計者とプリント基板設計者の共同作業を成功させよう!

城野幸男

tag: 実装

技術解説 2003年5月29日

1)モデルの設定

 回路図シンボルにモデルを設定します(図9).LSIメーカからIBISモデルを入手できる場合には,それを割り付けます.入手できない場合には,シミュレータ内部に用意されているもっとも特性の近いものを選んで使用します.

 サンプル回路に使用されているLSIのうち,CPUのモデルは入手できなかったので,74HCのI/Oモデルを割り付けました.フラッシュ・メモリとSRAMのモデルは,LSIメーカのWebサイトからダウンロードしました.ほかのLSIについては,シミュレータが用意しているものを割り付けました.

 特定の配線だけをシミュレーションする場合,配線がつながっているLSIのモデルを設定するだけでよいのですが,今回は回路が小規模なので,すべての部品のモデルを設定しました.

f09_01.gif
〔図9〕 I/Oモデルの割り付け
I/Oモデルは,プリント基板ではなく回路図の部品シンボルに割り付ける.モデルがメーカから提供されている場合は,入手して割り付ける.入手できない場合には,あらかじめ用意されているものの中から,もっとも特性の近いものを選択する.

組み込みキャッチアップ

お知らせ 一覧を見る

電子書籍の最新刊! FPGAマガジン No.12『ARMコアFPGA×Linux初体験』好評発売中

FPGAマガジン No.11『性能UP! アルゴリズム×手仕上げHDL』好評発売中! PDF版もあります

PICK UP用語

EV(電気自動車)

関連記事

EnOcean

関連記事

Android

関連記事

ニュース 一覧を見る
Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

2年ぶりのブログ更新w

2016年10月 9日

Hamana Project

Hamana-8最終打ち上げ報告(その2)

2012年6月26日