統合型プリント基板CADツールの運用方法 ――回路設計者とプリント基板設計者の共同作業を成功させよう!

城野幸男

tag: 実装

技術解説 2003年5月29日

●リンギングの対策法を伝送線路シミュレータで検討

 今回は,前頁の3)の方法でシミュレーションを行います.サンプル回路には簡単なCPUボードを使います(図8,これは,「CPUボードの回路設計と基板設計を体験する」で利用したサンプル回路と同じものである).CPUにSRAMとフラッシュ・メモリが接続されています.クロック周波数は16MHzと低速ですが,4層ではなく両面基板で設計されているので問題が出る可能性があります.また終端のコネクタにはターミネータがありません.

f08_01.gif
〔図8〕伝送線路シミュレーションを行うサンプルのCPUボード
サンプルとして取り上げる16ビットCPUボードの回路図とレイアウトを示す.基板は実物のように見えるが,実物ではなくCADツールによって3次元表示したものである.

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