プログラマブル・ロジックを集積したSHマイコンのすべて(後編) ――ソフト開発環境とハード開発環境をシームレスにつなぐ

山崎尊永

tag: 半導体

技術解説 2002年2月28日

Column2 シリコンバレーの会社の雰囲気

 Triscend社は,シリコンバレーの真ん中にある.これはシリコンバレーにある会社に共通のことだと思うが,従業員が多国籍で,また優秀である.各人のミッションが明確になっており,全員が責任を持って一つの目標に向って進んでいる.

 各人の執務スペースはパーティションで区切られており,集中して業務にあたれるようになっている.余談だが,Triscend社の副社長が筆者らの会社(日立製作所の半導体部門)を訪問したとき,日本古来の大部屋に机をたくさん並べて大勢働いている事務所を見て,「こんなに大勢いるのに,えらく静かだねー」と妙に感心していたことがあった.

 交渉や技術ミーティングでは,彼らはつねに前向きであり,有意義なものだった.こちらからの問いかけに対して,用意周到に回答を準備して待ち構えていた.

 ランチで出てきたターキー・サンドはおいしかった.しかしサイズが巨大で,日本人の胃には収まりきらない.彼らはそれを食べたあと,コーラといっしょにポテト・チップスを1袋食べてしまう.日本人が米国に駐在すると太ると言われているが,ナルホドと思う.ところが彼らは必ずしも太っているとはかぎらない.そしてランチの後,彼らは仕事に集中している.

 最近のシリコンバレーはIT不況によるレイオフの嵐で,フリーウェイの朝夕のラッシュが緩和し,ホテルの宿泊費も値下げが続いている.

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