プログラマブル・ロジックを集積したSHマイコンのすべて(後編) ――ソフト開発環境とハード開発環境をシームレスにつなぐ

山崎尊永

tag: 半導体

技術解説 2002年2月28日

9)バインド(コンフィグレーション)を行う

 ここまできたら,いよいよ全体をまとめ上げる作業に入る.メイン・ウィンドウのBindボタンを押すと各種の設定,配置,配線,静的タイミング解析などが始まる(図13).作業の進捗状況を示すダイアログ・ボックスが現れ,以下の順番で作業が進行していく.

  • 結線チェック,エラー・チェック
  • CSL内のセレクタ(アドレス・デコーダ)の設定
  • CSLへの論理のマッピング
  • 配置
  • 配線
  • 静的タイミング解析
  • コンフィグレーション用ビット・ストリーム・データの生成

p10_01.jpg
〔図13〕バインド
ここまできたら,いよいよCSLのコンフィグレーションである.信号の結線チェックを行った後,CSL内部のセレクタの設定やマッピング,配置,配線,静的タイミング解析を行い,最後にコンフィグレーション用データ・ストリームを生成する.

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