ユーザから見たIIMPカーネル概説 ――組み込み分野でもソフトウェア部品を再利用する時代に

檜原弘樹

tag: 組み込み

技術解説 2002年8月15日

実際に利用するにあたって

●従来のものとは別製品

 保護機能が追加されたリアルタイムOSは,従来のものとは別の製品になります.保護機能を利用する場合はリアルタイムOS,ソフトウェア部品,そしてアプリケーション・プログラムもすべて保護機能が追加された仕様で作成し直す必要があります.

 システムを構築する場合は,機能ごとに分割し,それを保護ドメインとしてシステムに登録します.保護ドメインにはタスクのほかに各種のカーネル・オブジェクトを登録できるため,一つの保護ドメイン内でまとまった機能を実現します.

 保護ドメイン間でデータの送受信や同期などを行う場合は,ドメイン無所属のカーネル・オブジェクトを利用すると便利です.ドメイン無所属のカーネル・オブジェクトは,デフォルトではどの保護ドメインからも自由にアクセスできます.

 実際に保護機能を利用したプログラムを書く際には,まず保護ドメイン単位でファイルを分けて作成します(図10).C言語ソース・コードをコンパイルすると拡張子.oの付いたオブジェクト・ファイルができますが,このオブジェクト・ファイルごとに保護ドメインを設定します.

f10_01.gif
〔図10〕プログラム・ファイルの分割
保護機能を利用したプログラムを書く際には,保護ドメイン単位でファイルを分けて作成する.

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