つながるワイヤレス通信機器の開発手法(5) ――ハード/ソフトの切り分けとBluetooth新プロファイル

太田博之

tag: 組み込み

技術解説 2003年3月25日

 HIDプロファイルは,USB HIDと同等の動作を行うことを想定しており,パソコンからはUSB機器として見えるような階層構造になっている(図11).ホスト側のアプリケーションから見た場合は,USB HID機器として見えるようにHID Parser and Transportでデータ変換を行っている.デバイス側は,機器の構造が単純で,低コストにしなければならないので,ホスト側のように翻訳やデータ変換を行うのではなく,HID Serviceの中でHID USBとBluetoothの動作を一括して行っている.

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〔図11〕HIDプロファイルの階層構造
HIDプロファイルは,USB HIDと同等の動作をすることを想定しており,パソコンからはUSB機器として見えるような階層構造になっている.(b)のL_CHはロジカル・チャネル属性の表示であり,L2CAPなどの処理とは同期せず,ある一定の間隔で行われる.

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