ET2013でDevice2Cloudコンテスト優勝チームが堂々展示

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ETロボコン2013、ロボTRYも無事に終わった月曜日。第4回Device2Cloudコンテストの準備をバタバタとしています。 ETロボコンやMSCなどの対応で応援がほとんどできなかったのですが、横浜パシフィコで開催されたET2013の日本マイクロソフトブースで、Device2Cloudコンテスト優勝チームが堂々展示してました。

日本マイクロソフトは、Device2Cloudコンテストのスポンサーです。コンテスト参加チームは、Windows EmbeddedやAuzreなどを活用したシステムをビルドアップしてプレゼンしコンテストします。他のOSやサービスも活用可能ですが、日本マイクロソフトはこれらの利用に関して学生ですと無料や格安で利用できるなどの支援をしてくれています。

今回、日本マイクロソフトからET2013での作品展示についてお話があり、昨年2013年12月に開催された第3回Device2Cloudコンテスト優勝の中国職業能力開発大学校のチーム"瀬戸内Production"の『セルフオーダーシステム』にお声掛けをして快諾いただき展示が実現しました。

今回の展示では、ET2013の一等地(インテルの隣)、日本マイクロソフトブースの一等地(インテルの隣の大通り正面)に、Device2Cloudコンテスト優勝作品が展示されました。写真の右下です。

 

この優勝作品である『セルフオーダーシステム』は、回転ずしなどの店舗におけるシステムを想定してモノであり、タッチパネル、顔認識、商品レコメンデーション、配達レーン制御などを、デバイスとクラウドを融合させてシステムです。コンテストのデモにおいても、お寿司を席まで運ぶお皿を搭載できる新幹線がカラフルなレールを走る姿が印象的でした。

今回、日本マイクロソフト殿が、とてもクールなブースを製作してくれました。通常の倍である240cmという幅広のブースです。壁に穴をあけ、新幹線がトンネルから出入りするという斬新な展示を可能にしており、さらには通常であればポスターパネルを張り付けるようなところ、全面にそれぞれのデバイスやクラウドのデータの流れがわかる情報をわかりやすく掲示してくれました。

 

 

一等地の展示ということもあり、多くの人が展示を見てくれました。やはり、日本マイクロソフトのブースの正面、クールなパネル、新幹線のトンネルなどは目を引きます。右にWindows8.1を搭載したSurface Pro 2、左にWindws Embedded Compactを搭載したArmdillo440、その上と間にはパネルに記されたクラウドAzure、顔認識サービス、SQL Serverが説明されています。

 

 

個人的に印象に残ったのは、今回展示を担当してくれた中国職業能力開発大学校の学生さんです。設営前日や当日の無理難題に臨機応変に対応してくれました。先生の話では設営日の夜は、ホテルで調整作業を実施していたとのこと。私はETロボコンの設営においてプロジェクターの設置に手こずり、何もサポートできませんでしたが、立派に展示を成功させてくれました。私のような組込みOnlyでなく、組込みもクラウドも両方技術を理解し、それをビルドアップできるスキルを持つ若いエンジニア。そんな現場が求めるエンジニアをET2013の会場で見つけた気がしました。

 

 

今年のDevice2Cloudコンテストは第4回目となります。また現場の求めるエンジニアのスキルを持つ学生と出会えることを楽しみにしています。第4回Device2Cloudコンテストは、2013年12月7日(土) 13:30~ 東京電機大学の千住キャンパスで開催します。是非、学生のプレゼンを聞きに来て、エンジニアの卵たちに、大きな声援と的確なアドバイス、そしてリアルな開発現場への切符をください。

  

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