WRO2008の最近のブログ記事

【WRO】 ROBO Japan2008 内覧会

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金曜日は、この3連休に横浜パシフィコで開催される「ROBO Japan2008」のプレス向け内覧会であった。
沖縄から直接、横浜パシフィコに移動し、疲れた体に鞭打って準備&プレス対応を実施。

ASIMOやWakamaruとも、WRO国際大会を前にお会いできた(笑)
このASIOMOやWakamaruは、メインステージでお笑いタレントのイケメン狩野やフジテレビアナウンサのショーパンとリハーサルや、プレス向けステージを頑張っていた。

LEGOがスポンサー提供しているロボット教室では、WROメンバがLEGOの組み立て教室を3日間実施している。事前に抽選申し込みであったが、すごい数の応募があったという。
私は金曜日だけ手伝った。明日の最終日は家族連れでお客さんとして見学予定である。本当はロボット教室に参加したかったが、メンバ特典で割り込む余裕もないくらいの人気なので我慢。息子には私が先生で教えるしかないみたい・・・

Sn3d0717_2 プレス向け対応では、WRO国内予選大会でのロイター取材に続き、今度はAP通信の取材を受けた。流石、WRO!! 国際的だ!! 当日、デモに協力してくれた小学生が初々しくインタビューを受けていたのが新鮮であった。

横浜パシフィコには通いなれた感がある。今回、そして11月にはWRO国際大会とET2008併設のETロボコンチャンピオンシップと続く。11月中旬まで、いろいろと忙しいが、体調を崩さずにがんばっていきたい。本日はイモ掘りで腕と腰が痛いので、早く寝よう。

【ETロボコン】SWESTで会った参加チームの面々

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昨日、組込み業界老舗イベントであるSWEST(Summer Workshop on Embedded System Technologies)が開催された。

ポスター展示、大夕食会、夜の分科会、しゃべり場など、恒例の企画を通じて多くの人と話ができた。悩みを聞いたり、逆に聞いてもらったりと、単なる情報交換でなく交流という表現がぴったりかもしれない。

今回のSWESTで印象に残ったのは、ETロボコン参加チームの面々が多く参加していたこと。

ポスター展示の会場では、東海地区参加チームに再会できた。チャンピオンシップ出場が決定しており、余裕な感じがしたのは気のせいだろうか。
また関東地区にエントリーしているチームも。来週の3連休が大会であり、準備が忙しいとのこと。彼らが出場する土曜日、日曜日は目が離せない。結果によっては「SWESTなんか参加しているからだ!!」もしくは「SWESTに参加したおかげだ!!」というコメントをすでに用意してある。

SWEST恒例の大夕食会では、東海地区実行委員長の曽根さんの隣に座り、いろいろとお話ができた。SWESTや組込み業界交流会でお会いした時は、こんなに可愛がってもらえると思っていなかったことを思い出し、時の流れを感じた。素敵な業界の先輩である。
そして、夜の分科会では、産学連携について議論。共同研究などの協調におけるギャップを明らかにしつつ、対策案などを参加者が積極的に参加し議論を交わした。ここでは、ETロボコンをさりげなくアピールしておいたことも忘れてはならない。

2日目のポスター展示では、ETロボコンとしてNEの「かっこいいソフトウェア」抜きづりを持ち込み、御自由におとりくださいとしておいた。持ち込んだかなりの部数が底をつく人気であった。やはり、SWEST参加メンバにはジャストフィットする企画の抜きづりである。宅急便で大量持ち込みでなく、手持ちで少量のみ持ち込んだことを後悔した。

夜のしゃべり場(22:30-)ではOJTについて話そうと意気込み乗り込んだが、最初の集まり具合が悪く、普通の宴会みたいになってしまった。気がつけば午前3時、畳の上で寝ている自分がいた。
これまた後悔&反省である。

温泉ホテルなのに温泉には入れない。浜松なのに鰻が食べれない(大夕食会の小さな鰻は対象外)という、これまた
後悔する結果となった。

今回、SWESTは10回目の節目であった。私はまだ数回しか参加していないが、アットホームでいいイベントである。宿泊を伴うイベントであり、最初は敷居が高いかもしれないが、飛び込んでしまえばあとは有意義なイベントである。
ETロボコン参加者の場合は、対象となる技術の分野がフィットすることや、私も含め関係者が多く参加していることも重要かと思う。是非ともETロボコン参加者のSWEST参加を期待している。
そして、来年には「ETロボコン卒業生の集い」なんてセッションをSWESTでやってみようかと思う。できるかな・・・




【WRO】 福岡の高校生に垣間見た技術継承

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これまた時間がたってしまったが、8/7に福岡の麻生情報ビジネス専門学校で開催されたWRO Japan九州・山口地区大会に審査員として参加してきた。

Aso1 同行した小林さんの総評コメントに感銘を受けた。WRO横浜組織委員会の名誉顧問である有馬先生の言葉を引用しながらのコメントである。このような取り組みは続けなさい。続けることが重要であると。

やはり今回の上位入賞チームは、これまでも続けて参加し、生徒・先生ともにノウハウを蓄積し、学校という組織としてのスキルを持っていた。一人の優秀な生徒による一過的なスキルとは違った。

Aso2 最近、開発現場向けに技術継承の話をする機会が増えたが、この話はレベルの違いなどあるが同じと感じた瞬間である。特に学校のように生徒が入れ替わるような環境では先生の意味は大きい。開発現場ではある程度、メンバの流動性は低いのであれば問題はないかもしれない。
しかし近年の開発サイクルの短縮、アウトソーシング多用といった環境では学校と同じように指導者が重要となる。ここでいう指導者は、マネージャーや経営者である。現場レベルでは技術のリードができる人材である。
暗黙知、形式知といった知識を文化と共に継承する必要があり、これは日常としての発言、行動が一貫してないとならない。スポーツにおける反復練習なども意味があると思う。

と、技術の話で語ってきたが、ロボコンの大会運営でも経験を活かし、年々、素晴らしい大会となっている。
麻生情報ビジネス専門学校では3度目の開催であったが、運営のスキル向上を感じた。運営を仕切る生徒は入れ替わっているが、きちんとノウハウが継承されていた。

開発などの技術以外にも、スキルは経験によって成長し、それを組織として継承することは可能であると実感した福岡であった。
これからは、その継承のプロセスを明らかにして、意図的・効率的に、スキルを継承する方法を見つけたい。

【WRO】 国内のロボット教育シンポジウム無事終了!!

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ちょっと前になるが、7/31にWRO Japanの教育シンポジウムを開催した。ロボットを使った教育を提供する教員や指導者を対象にしたシンポジウムである。

Sympo1 小中高生のロボットを使った教育に関する情報交換の機会としては珍しい取り組みである。大学の先生方は学会活動などがあるので、情報交換の機会はある。しかし小中高の先生方はこのような機会が稀であるという。

今回WRO Japanでは世界大会に先立ち、国内において小中高生を対象にロボットを使った人材育成に取り組んでいる方にお集まりいただきシンポジウムを開催した。

初めての取り組みでありこじんまりとしたシンポジウムを想定していたが、予想以上に多くの方々に参加いただいた。
メディアによる取材があったのも特筆すべき事項である。
このシンポジウムに関する件ではないが最新号の日経ビジネスの特集にWROが登場している。特集は工学部離れに関するものである。
今回のシンポジウムの注目も、やはりこのような背景があると考える。

工学部離れを嘆いたり、危惧するたけでなく、具体的な行動にでる企業や自治体がある。我々はWROという取り組みを通じ、この危機に立ち向かう。

数年後、この教育シンポジウムがもっと拡大し、これにより指導する先生方が増え、そしてものづくりを目指す子ども達が増えればと思う。これは人数だけでなく、いいモノを作った後の笑顔量でも図りたい。
そのためにも、先生方々や、子ども達にいい大会を提供しないとならない。
日本代表を決める日本大会は、今月末に迫ってきた。各地区代表の子ども達も頑張っていると思うので、おじさんももう少し頑張ろう。

【WRO】 岐阜も盛り上がったようです

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最近、身内の不幸があり身動きが取れていませんでした。今日から夏休みなので、溜まっていたネタを放出しておかないと、ロボコンの夏が終わってしまうと焦る今日この頃。

ということで、ETロボコンの東海地区大会2日目と同時に行われていたWROJ岐阜地区予選をご紹介します。
詳細のレポートはこのPageをみてください。
http://www.kumikomi.net/article/report/2008/37wro_gi/01.html
御存じ組み込みネットの記事です。

この岐阜地区大会ではSESSAMEメンバの舘おじさんが応援に駆けつけました。
前日はETロボコン東海地区大会で審判を務め、ちゃっかりテレビニュースに映った人です。舘さんはSESSAMEが主催する東京でのWROJ地区予選の実行委員長でもあります。そうそう、こちらも参加者募集中ですので、是非参加や見学をご検討ください。
http://www.sessame.jp/workinggroup/WorkingGroup8/wro2008.html

最近、組込みシステムというと自動車がトレンドリーダとして取り上げられますが、今回会場となった航空宇宙科学館が対象にする航空や宇宙といった分野も組込みシステムが活躍するドメインです。
子供たちには、航空や宇宙といった夢や希望をいだいてもらえるようなイベントを提供したいと思います。今回のWROJ予選がこの会場で開催されたことで、自分がモノを制御することに対して喜びを感じてくれれば、それだけでこのイベントは成功だったかもしれません。
今回製作した自律型ロボットが、将来のインテリジェントで堅牢な飛行機やロケット・衛星につながればと願う。

WRO Japan 岐阜地区大会のサイトはこちら。
http://www.machbaf.org/wro/index.php