2008年7月アーカイブ

【WRO】 岐阜も盛り上がったようです

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最近、身内の不幸があり身動きが取れていませんでした。今日から夏休みなので、溜まっていたネタを放出しておかないと、ロボコンの夏が終わってしまうと焦る今日この頃。

ということで、ETロボコンの東海地区大会2日目と同時に行われていたWROJ岐阜地区予選をご紹介します。
詳細のレポートはこのPageをみてください。
http://www.kumikomi.net/article/report/2008/37wro_gi/01.html
御存じ組み込みネットの記事です。

この岐阜地区大会ではSESSAMEメンバの舘おじさんが応援に駆けつけました。
前日はETロボコン東海地区大会で審判を務め、ちゃっかりテレビニュースに映った人です。舘さんはSESSAMEが主催する東京でのWROJ地区予選の実行委員長でもあります。そうそう、こちらも参加者募集中ですので、是非参加や見学をご検討ください。
http://www.sessame.jp/workinggroup/WorkingGroup8/wro2008.html

最近、組込みシステムというと自動車がトレンドリーダとして取り上げられますが、今回会場となった航空宇宙科学館が対象にする航空や宇宙といった分野も組込みシステムが活躍するドメインです。
子供たちには、航空や宇宙といった夢や希望をいだいてもらえるようなイベントを提供したいと思います。今回のWROJ予選がこの会場で開催されたことで、自分がモノを制御することに対して喜びを感じてくれれば、それだけでこのイベントは成功だったかもしれません。
今回製作した自律型ロボットが、将来のインテリジェントで堅牢な飛行機やロケット・衛星につながればと願う。

WRO Japan 岐阜地区大会のサイトはこちら。
http://www.machbaf.org/wro/index.php

【ETロボコン】【東海】 仲間のラストランに喜び・笑い・悲しむ

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Tokai2008_1 7/12(土),13(日)はETロボコン東海地区大会だった。モデルも走行もハイレベルなコンテストであり、地区および本部の実行委員会 としては嬉しい限り。

そんなハイレベルなコンテストであるが、私が注目していたのは、ある個人チームが完走できるかどうかだった。

この個人チーム、私と同年代。昨年の最終出走で、マーカー誤検出によるモード遷移で、超低速巡航。タイムアウトによるリタイアであったが、会場からの大声援のなか、どうにかゴールし、会場がひとつになった。ハイレベルながらもアットホームな東海大会を象徴するワンシーンだった。

そんな彼は今年リベンジ参戦してきたのである。若手エンジニア向け教育ロボコンなので、引退して実行委員会入りを勧めたのだが。

Tokai2008_2 その彼は、第一走において昨年のリベンジを遂げた。実行委員会としては、特定チームへの思い入れは厳禁であるが、自分のことのように嬉しかった。
しかし、第二走では天国から地獄へとライントレース。スタートボタン押下をミスって、スタート出来ず。彼のリベンジは達成できなかった。会場からはあぁ~という溜め息があったが、私は失礼ながらつい大笑いしてしまった。
昨年の失敗以上の失敗を彼はやってしまった。彼のラストランは、システムの設計や調整の失敗でなく、人間の操作ミス。それも実行委員会からスタータのプレッシャーに関する親切な注意メールまでされていた事項である。ある意味、笑ってしまったこともご理解いただきたい。

このある意味、美味しい結果となったラストランは、その夜の懇親会にて、最高のツマミになったのである。けどこの失敗が無かったら、もっと美味しいお酒が呑めたかと思うと、少し悲しい。

彼の失敗は、彼がまた実行委員会に参加することを拒む理由となるだろう。来年もリベンジするといったらどうしよう?(笑)

【WRO】 WRO新潟大会は大成功!!

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7/6(日)、新潟県立自然科学館にて、WRO新潟地区大会が開催された。

地元の実行員会を支援するために前日の準備から新潟入り。
その土曜日の夜は、非常に面白い経験をしましたが、これは後日UP予定。

Wro 日曜日は晴天に恵まれ、いい感じで開会式。
前日にリハーサルも実施したので、ほぼ完璧。
開会式はフォーマルであればある程、参加者の子供たちにプレッシャーを与えてしまうと思う。かといって、さっぱりしすぎも大会の品位が低くなるので×。

新潟実行員会の全員を紹介する際に、「一人一品活動」を忘れてしまった。

「一人一品活動」は開発現場の実行委員やサポータを紹介する際、その人が開発している製品を紹介するという企画。私の場合、交換機になるかも・・・ 実物は無理でも、写真などが紹介できれば子供たちに影響を与えられるかも。

余談はさておき、午前中の試走、午後の本番とスムーズに進行していった。
私は音楽担当とタイム集計・表示を担当。子供たちが試走中に、Excelと久々に格闘。
肉体労働以上に疲れたかも。けど、順位がリアルタイムに表示されるのは、大会的には必須だと思うのでがんばった。2回目走行の際に、参照するセルを間違えていたが、さりげなく改修。ばれたかも知れないが・・・

子供たちの走りは、講習会よりも成長したとのこと。残念ながら完走者は出なかったが、おしいところまでいったチームもあった。
記録的に見れば目立ったものはないが、各チームの苦悩と歓喜は現場で見ないとわからないかと思う。

そして中学生の上位2チームの全国大会出場が決まった。同じ中学校なので、今回制作したコースは、この中学校に貸し出すことになった。8月31日の全国大会までにプログラムをブラッシュアップしてほしい。プログラムのブラッシュアップというよりは、子供たちのスキルアップを期待する。実験を繰り返すだけでなく、セオリーを学び、そのうえで各自の工夫をすることも学んでほしい。

そしてWRO新潟は、7/8付の毎日新聞(新潟)に写真付きで記事が掲載された。
子供に後ろになんと亡霊のように私の顔も写っていました。ごめんなさい。

来年はもっと規模が大きくなるだろう。それよりも子供たちがよりレベルアップしていることを心から期待している。
そして、WRO新潟実行委員会の皆さん、すばらしい大会をありがとうございました。


【ETロボコン】 東海地区試走会

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Tokaitest1東海地区大会の第二回試走会が6/28()に開催された。写真は第1回目の試走会風景。

東海地区は全国で一番早く大会が開催される。7/12-13なのでお時間がある方は是非とも見学などしていただきたい。

東海地区は昨年の本選とチャンピオンシップにてトップの成績をおさめた実績をもつ常勝地区である。一昨年のチャンピオンシップでも優勝しているので、その実力は疑うところがない。

6/7にいち早く開催された第一回の試走会でも、今年変更された難所をいとも簡単にクリアしている。新たな難所の企画に苦労した実行委員会としては、かなりショッキングであった。

東海地区の強さは、このような技術力だけでないと思うことが多々ある。

東海地区実行委員会メンバの真剣さとアットホームさ。酒を一滴入れたあとの馬鹿さ加減。どれも温かい気分にさせてくれる。


昨年の東海地区大会は午前中のギンギンとした日差しがさすコースから始まり、天気とは裏腹に暗雲立ちこめる雰囲気で始まった。最初の走行開始後、いきなりの走行体レスキューによるコース破壊。ショック!! 復旧には5分以上を要し、もう終わったと思ったくらい。

その後は順調に。全国唯一の外国チームであるタイのチームがエントリーし善戦。モデリングは今後の海外アウトソーシングのお手本とも言えるものであった。

なんと昨年のチャンピオンシップ優勝チームは完走出来ずに早々と予選敗退決定。その他は無難にコースをクリアし続ける。難所チャレンジが少ないのが気にかかった。

最終チームの走行は涙もの。途中でZクランクモードに遷移したままコースをゆっくりと走行。2分というタイムアウトをしながらも司会者の温情裁量で走行継続。坂道は箱根駅伝でリタイヤしそうなランナーを思いださせる。会場からの「がんばれコール」と手拍子によって、感動のゴール!! 「記録より記憶」という言葉をそのまま実証する最終チームの走りであった。

このように東海地区は波乱万丈で感動的な地区である。今年もドラマを期待してしまう。


しかし、第二回の試走会では、走行体を規定通りに組み立てていないチームが散見されるなど、心配も多々ある。

ETロボコン2008の先陣を切る東海大会。今年も衝撃と感動を与えてほしい。そして、懇親会はうまい酒を飲もう!! さらに2次会も!!