2011年1月アーカイブ

【ETロボコン】 ETロボコン2011開催準備

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 2011年が始まったばかりかと思えば、あっという間に1月中旬。すぐに下旬に。

今年のETロボコンは10周年記念。昨年末には全国企画会議として、地区委員会代表者と本部代表者にて会議を開催し、2010を振り返りつつ、2011についての情報交換を実施。その翌日には、実行委員長、技術委員長、審査委員長、技術顧問による2011の競技の方向性や、今後のETロボコン競技に関する検討会を実施しました。

そして2011年1月の第1週末の金曜日には、本部のキックオフ会議を開催。年末の全国企画会議の報告と、2011年競技の方向性などをイメージ合わせしました。

12月1日2日にET2010にてチャンピオンシップを開催したばかりなのに、年末と年始とシームレスに続いている感じがします。10周年であることが、変わることと守り変えないことを明確にしたように思います。10年経つとETロボコンのいろいろな点が変わってきます。一番変わったのは、参加者かもしれません。開発の現場に潮流も変われば、雇用情勢や自己啓発スタンスも変わってきます。技術者の成長機会として活用してもらうには、ETロボコンも変わらないとなりません。

ETロボコン2011はすでに始まっています。例年通りのスケジュールで提供するために、各所で各役割の会議が進行しています。2月の記者発表にはいろいろと紹介できることを楽しみにしています。そのためにも1月の残された日程にて企画を進めないとなりません。

本日は風邪でダウン。明日からがんばります(笑)

 

2011年、人材育成に関する年始の誓い

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半年ぶりにBlogを再開します。昨年の後半に各所で「Blog更新が無いね~」と言われておりました。Blogに書かないと私が仕事していないように見えてしまう(笑)こともありそうなので、守秘義務違反やお客様にご迷惑をかけない程度のネタは書いていきます。と、年始の誓い。ちなみにBlogだけでなくダイエットも年始の誓いの定番ですが。

このBlogは東海道新幹線車内で書いていますが、外は真っ白な雪景色。年末年始はゲリラ豪雪で大変だった地域も多いようですね。今年も今回の大阪出張を皮切りに、全国飛び回って、日本が元気になるようにがんばりたいと思います。

 

ここで年始の誓いを。

 

 弊社では「未来をつくる人をつくる」と「育成する人を支援し育成の環境を提供する」という2つの命題を掲げ、元気に活動しています。家庭での学びを支援する事業、学校での技術教育や情報教育を支援する事業、高等教育機関や職業訓練機関でのIT開発研修を支援する事業、企業での人材育成を支援する事業。そしてロボコンなどのコンテスト企画運営を支援する事業によって、「未来をつくる人をつくる」と「育成する人を支援し育成の環境を提供する」を実現します。

 

「未来をつくる人をつくる」の対象は、子供だけではありません。大人も含んで考えていて、特に若手技術者を元気にすることや、中堅技術者のキャリアビジョンを考えさせることも重要だと考えています。沖通信システム時代の経験、SESSAMEでの活動経験、ETSS策定や普及啓発の活動経験を、多くの人に伝え、閉塞感を打破するために気づきのきっかけづくりができればと考えます。宗教的でなく、テクノロジーやビジネスを考えた上でロジカルに考える機会を提供できれば幸いです。人生相談にはのれませんが、スキルやモチベーションの棚卸はお手伝いできます。

 

「育成する人を支援し育成の環境を提供する」は、ETロボコンやWROが該当します。ETロボコンは今年で記念すべき10周年となります。マイノリティーな取り組みを、北から南まで全国10ヶ所で開催できるまで発展しました。これは単純にロボットのレースを実施するだけなく、セミナや交流といった人材育成が全国各地で実施できているところが大きな価値だと認識しています。全国で人材育成を支援する人たちが、ETロボコンというプラットフォームを活用して、共通的な教育に加え、地区独自の取り組みなどを積極的に実施できています。

しかし、これらの支援する人たちのリソースが不足して困っているのが実情です。今年もETロボコンを一緒に実施してくれる人を募集しています。ETロボコンの様なイベントでは、いろいろなスキルが求められます。モデリングや制御といった技術を教えるスキルだけではありません。大会の運営に関する事務局や企画職、スポンサ営業職、チラシやTシャツなどのデザイナ職、Webやネット中継などのIT技術職が求められます。

プロボノという言葉があります。みなさんの持っているスキルをボランティアとしてETロボコンにご提供いただければ幸いです。一人でたくさんのボランティア作業をするのではなく、多くの人でボランティア作業を分担すればいいのです。日本の未来をつくる技術者の育成に多くの人の協力を期待しています。そして、それはETロボコンで育成する若手技術者だけでなく、子供を対象にしたWROでも同じです。

 

「育成する人を支援し育成の環境を提供する」の子供向けは、ものづくりの体験機会や挑戦の機会を増やすことを実現しなければなりません。学校や地域でのWROのような取り組みを増やすことが求められます。文系出身者の多い学校の先生に、IT系の技術について、的確に且つ楽しみ喜びも含めて教えてもらうのは大変なことです。なので、現役の技術者などが、子ども達を育成する側にまわってもらうことが必要なのです。これはWROとSESSAMEが協調して実施している『トレーナーズトレーニング』が代表的な取り組みです。これまでもやってきましたが、まだまだ人数が少ない状況です。2011年は、このトレーナーズトレーニング受講者を増やしつつ、子ども向け講習会を広く数多く開催できる体制を作り上げたいと考えています。

 

2011年の年始、いきなり長文でやりたいことを書いてしまい反省しています。Blog更新の息が続かなくなることが見え見えです。なので、ここで宣言します。次回のBlogは短いです(笑)。今年もご指導、ご支援よろしくお願いします。