干渉を起こさない2.4GHz帯ワイヤレス通信を実現する ――ノイズ発生のメカニズムとDS-SSスペクトラム拡散方式による干渉の回避

Richard Kapusta

tag: 組み込み

技術解説 2005年5月26日

● 最大66MHzを占有するワイヤレスLAN

 2.4GHz帯で動作する代表的なシステムとしてワイヤレスLAN(Wi-Fi)が挙げられます.現在,ワイヤレスLANシステムには多くの種類があります.そのうち,IEEE 802.11bとIEEE 802.11gは2.4GHz帯を利用します.この二つのシステムは出力するエネルギーの量が類似しており,またバンド内で専有する帯域幅も約22MHzと似ています.図1に,2.4GHz帯で動作している一つのワイヤレスLANシステム(送信時)の周波数スペクトラムを示します.

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図1 ワイヤレスLANシステムの周波数スペクトラム
送信動作中の一つのワイヤレスLAN(IEEE 802.11b)システムの周波数スペクトラムを示す.IEEE 802.11bは,22MHzの範囲にわたりRF信号を発生する.

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