干渉を起こさない2.4GHz帯ワイヤレス通信を実現する ――ノイズ発生のメカニズムとDS-SSスペクトラム拡散方式による干渉の回避
無線技術は，パソコンとその周辺機器の市場へ浸透しつつあります．2007年までに出荷されるパソコンと周辺機器の接続の1/4は無線になると予測されています．干渉やセキュリティといった課題に少し注意を払えば，実際に売れる無線製品の開発を順調に進めることができるでしょう．
Richard Kapusta
Director of Marketing and Applications
米国Cypress Semiconductor社
＜筆者プロフィール＞
Richard Kapusta．1992年にProgrammable Logic Groupのアプリケーション・エンジニアとして同社に入社．その後，CPLD製品のSoftware Application Manager，Product Marketing Managerを務めた．米国University of Illinoiのコンピュータ・エンジニアリングを専攻し，学士号を取得している．
