つながるワイヤレス通信機器の開発手法(16) ――デバッグを行う

太田博之

tag: 組み込み

技術解説 2005年3月16日

 この場合,WinSockやWinZIP(図9の灰色の部分)が正常に動作することは保証されているので,プロトタイプの動作に不ぐあいが起きたとき,モニタ・プログラムかユーザ論理に原因があると判断できる.

 また,パソコンは,各種ソフトウェアだけでなく入出力も充実している.例えば,音声を入出力するようなアプリケーションであれば,パソコン上のA-D/D-Aコンバータとスピーカ,マイクを利用するとつごうがよい.Windows Media Playerなどのアプリケーション・ソフトウェアを使って動画,静止画などの画像を見ることもできる.

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図9 デバッグ時の切り分け
WinSockやWinZIP(図の灰色の部分)は正常に動作することがわかっているので,プロトタイプの動作に不ぐあいが起こったとき,モニタ・プログラムかユーザ論理に原因があると判断できる.なお,説明を簡単にするため,本図ではCPUインターフェースなどは省略している.

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