車載LANと42V電源系の動向 ――高性能化,高機能化が求められる車載機器の開発

佐藤由和

tag: 組み込み

技術解説 2002年12月26日

●とても厳しい動作環境

 車載機器では,-40℃にもなる極寒の地域から+50℃を超える灼熱の砂漠まで自動車を正常に動作させるため,広範囲の温度保証を行っています.近年,燃費向上のためのケーブル削減や小型車ブームによって,エンジン・ルーム内に搭載される車載機器が増えてきているため,+125℃の条件でも正常に動作する製品の開発を求められる機会が増えました.

 また,海外では数時間にも及ぶ連続した登り坂や下り坂,標高3,000mを超える高地での連続走行も想定されるため,さまざまな環境に応じて最適に車載機器を制御することが求められています.そのうえ,自動車の使用期間は最低10年であるため,開発当初には予想できない不ぐあいが製品の販売後に発生することもあります.

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