組み込みシステム設計者のためのLIN2.0マイコン実装術(後編) ――スレーブ・ノード用ドライバ・ソフトウェア開発のポイント

舘 伸幸

tag: 組み込み

技術解説 2006年2月17日

 そのほか,初期化および全体の状態管理を行うステータス・モジュールを備えています.診断モジュールは,クラスタごとの診断仕様に合わせてカスタマイズする必要があるため,LINコア・モジュールからは独立した構造にしています.

 図5に,LINコア・モジュールの状態遷移図を示します.これは,基本的にLIN
Specification Package Revision 2.0の状態遷移仕様(本稿の中編を参照)と対応していますが,大きな相違点としてはスリープに関する状態遷移を追加していることが挙げられます.

 以下,主要な遷移条件に沿って設計のポイントを述べます.

f05_01.gif
図5 LINコア・モジュールの状態遷移
基本的に,LIN Specification Package Revision 2.0の状態遷移仕様と対応しているが,スリープに関する状態遷移を追加している点が異なる.

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