組み込みシステム設計者のためのLIN2.0マイコン実装術(後編) ――スレーブ・ノード用ドライバ・ソフトウェア開発のポイント

舘 伸幸

tag: 組み込み

技術解説 2006年2月17日

●○● Column 2 ●○●
LINの通信波形

 図A-1に,LINの通信波形を示します.波形は,上からTxD端子(UARTの送信出力),LINのバス,RxD端子(UARTの受信入力)です.
 LINバスの波形は,TxDからの出力をLIN仕様準拠のライン・ドライバ(回線駆動回路)を通したものです.オシロスコープの1目盛りが4μsなので,かなりゆっくりした立ち上がり波形です.車載用途なので,ノイズの発生を抑えるなどの目的で,このような仕様となっているのでしょう.

 LIN対応の装置を開発する場合,とくにソフトウェア技術者は物理回線の仕様まで見ないことが多いと思います.このため,実際動作させて検査するときになって,このような波形に少なからず驚くことになります.

f15_01.gif
図A-1 LINの通信波形

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