携帯電話向け高速シリアル伝送の実力を実デバイスで評価 ――1チャネル当たり200Mbps,1.5mAを実現する"Mobile Video Interface"

柴田幸成

tag: 組み込み

技術解説 2005年5月16日

1)CLK+,CLK-:ホストがターゲットに供給するクロック.最大動作周波数は200MHz.ターゲットは本クロックをシステム・クロックとするため,PLLを持つ必要はない.

2)DTO+,DTO-:CLK+,CLK-に同期して出力される.1チャネル当たり最大200Mbpsのデータ転送速度に対応している.システムに応じて,チャネル数を追加することができる.半二重通信時は,CLK+,CLK-を分周したクロックに同期して,ターゲットからホストへのデータを出力する.

3)STB+,STB-:ターゲットからホストへのストローブ信号.CLK+,CLK-から生成される.

4)DTI+,DTI-:ターゲットからホストへの入力データ.1チャネル当たり最大200Mbpsのデータ転送速度に対応し,STB+,STB-に同期して出力される.DTO+,DTO-と同様に,システムに応じてチャネル数を追加することができる.

 なお,STB+,STB-とDTI+,DTI-は,ターゲットからホストへの高速なデータ転送がシステムとして要求される場合にのみ必要となります.
 

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図5 物理層インターフェース
Mobile Video Interfaceでは,ホストからターゲットへの信号線としてCLK+,CLK-(クロック信号)とDTO+,DTO-(データ信号)の4本,ターゲットからホストへの信号線としてSTB+,STB-(ストローブ信号)とDTI+,DTI-(データ信号)の4本が基本となる.

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