PLD デバイス・アーキテクトの決断 ――Altera社 ARM-based Excalibur の場合
昨年(2001年)ころから,PLDにハード・マクロのCPUコアを内蔵した製品が登場し始めている.ハードウェアとソフトウェアの両方のプログラマビリティを備えるこれらのデバイスは,小型化とtime-to-marketが要求される組み込み機器の設計には有益に見えるが,はたして設計者にはどういったメリットやデメリットを与えてくれるのだろう.ここでは,「ARM-based Excalibur」を発表した米国Altera社のデバイス・アーキテクトらが,CPU内蔵PLDのアーキテクチャ上の優位点や開発時の問題点について解説する. (編集部)