【ETロボコン】 3rd ET-West Cup

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 先週の6/17,18は、ET-Westに参加するために大阪に行ってきた。関西経済は回復の基調もあるが、展示会というプロモーションへと投資はまだ不況の感があったかもしれない。しかし、展示会やカンファレンスの参加者は増加傾向にあり、現場の技術への情報収集や人材育成といった観点では、経済状況の復活も感じられた展示会であった。

そんなET-Westであるが、今年で3回目になるET-West杯が開催された。初年度は、マイクもなく、私が喉をからしながら司会をしたことを思い出す。3回目となることしは、マイクもしっかりあった(笑)が、それ以上に参加チーム数が昨年の1.5倍に増加している。ETロボコン関西大会の参加者数は変化がないことを考えれば、この増加は、ET-Westに合わせて実施される意味を感じずにはいられない。参加者としては、試走会としての有効活用も有意義であるが、やはり技術を披露する場としての利用も重要性がましているのではないかと考える。

ET-Westは関西における最大の組込み技術の展示会である。関西には、名古屋まで商圏として考えれば、日本における組込み技術関係企業が大きな割合を持っていると言える。関東系の企業よりも、関西や東海地区の企業の方が、組込み系では馴染みが深かったりする。

そんなET-Westは展示会やカンファレンス参加者が増加しているという。これは、これからからの関西経済のV字回復を期待してしまう。技術調達や人材育成が活性化されれば、顧客への貢献がアップし、結果として企業の収益が向上する。BSC観点では少々距離がかんじられるが、経済のスピードは速く、実際に現場が再び活性化する傾向にあるともいう。

これからの関西経済を技術という、モデリングという、ソフトウェア開発という観点で担う人材が、ETロボコン関西地区、ET-West杯から排出されないかと期待する。そうしれば、自費で提供したETロボ本が活きるというもんだ。

 

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