【ETロボコン】 ETロボコンのよき理解者

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昨夜の宴会で初対面だった笑顔が可愛い感じの社長さん。
ETロボコンのよき理解者であり、偶然って凄いなと思うのと、ETロボコンの必要性を実感した。

宴会の中盤、話題は孫ネタからETロボコンネタになった。
私とお付き合いの長い別の社長さんが、ETロボコンにモデル審査なんかいらない!走りだけみればいい!と、いつものように噛みついてくる。

そんなとき、昼間の委員会は別であり、宴会会場で合流した初対面の社長さんが、反論しようとする私より先に反論してくれた。
この社長さんの会社は新人さんが教育目的にETロボコンに参加し、入賞などの結果は残せなかったとのこと。
しかし、ドキュメント作成スキルは従来の新人さんよりも高くなったとETロボコンの教育効果を喜んでくれた。
SECの出しているドキュメントのリファレンスなどを活用したとのこと。セオリを守り、きちんと考え、きちんと人に伝えることを訓練できたのだろう。
社長さん自ら、会場に張り出した他のモデルもほとんど目を通したとのこと。写真も全部、社長自ら撮ったとのこと。
モデル審査結果も納得しているとのこと。走りは両方ともに完走したと胸をはっていた。

そう言えば地方のワークショップで会った別の社長さんからも、設計図についてETロボコンで訓練を充実して欲しいとリクエストされたこともある。
現在の大規模複雑化する組込みソフトウェアにおいてドキュメントの重要性はましている。しかし開発期間の短縮や、実装ツールの安価高機能化によって、ドキュメントがおざなりになってしまう危険性も高い。 そんな時代だからこそドキュメントを重視する教育ロボコンを大切にしなければならないと思う。

いろいろネガティブな意見をいう人がいるが、それ以上に良き理解者が社長さんレベルでも多くいることを励みに頑張って行こうと思う。

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コメント(1)

ETロボコンは,競技結果だけでない「設計コンテスト」だからいいのだと私は思います.

見てくれのおもしろさは,どうしても競技結果のほうに寄ってしまうと思いますが,いろんな設計を見比べられるというのも重要な要素ではないかと.

以前は「実はモデルの通りに実装してません~」という暴露話をよく聞いたように思いますが(笑),最近はあまり聞きませんね.

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