【ETロボコン】 東海地区試走会

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Tokaitest1東海地区大会の第二回試走会が6/28()に開催された。写真は第1回目の試走会風景。

東海地区は全国で一番早く大会が開催される。7/12-13なのでお時間がある方は是非とも見学などしていただきたい。

東海地区は昨年の本選とチャンピオンシップにてトップの成績をおさめた実績をもつ常勝地区である。一昨年のチャンピオンシップでも優勝しているので、その実力は疑うところがない。

6/7にいち早く開催された第一回の試走会でも、今年変更された難所をいとも簡単にクリアしている。新たな難所の企画に苦労した実行委員会としては、かなりショッキングであった。

東海地区の強さは、このような技術力だけでないと思うことが多々ある。

東海地区実行委員会メンバの真剣さとアットホームさ。酒を一滴入れたあとの馬鹿さ加減。どれも温かい気分にさせてくれる。


昨年の東海地区大会は午前中のギンギンとした日差しがさすコースから始まり、天気とは裏腹に暗雲立ちこめる雰囲気で始まった。最初の走行開始後、いきなりの走行体レスキューによるコース破壊。ショック!! 復旧には5分以上を要し、もう終わったと思ったくらい。

その後は順調に。全国唯一の外国チームであるタイのチームがエントリーし善戦。モデリングは今後の海外アウトソーシングのお手本とも言えるものであった。

なんと昨年のチャンピオンシップ優勝チームは完走出来ずに早々と予選敗退決定。その他は無難にコースをクリアし続ける。難所チャレンジが少ないのが気にかかった。

最終チームの走行は涙もの。途中でZクランクモードに遷移したままコースをゆっくりと走行。2分というタイムアウトをしながらも司会者の温情裁量で走行継続。坂道は箱根駅伝でリタイヤしそうなランナーを思いださせる。会場からの「がんばれコール」と手拍子によって、感動のゴール!! 「記録より記憶」という言葉をそのまま実証する最終チームの走りであった。

このように東海地区は波乱万丈で感動的な地区である。今年もドラマを期待してしまう。


しかし、第二回の試走会では、走行体を規定通りに組み立てていないチームが散見されるなど、心配も多々ある。

ETロボコン2008の先陣を切る東海大会。今年も衝撃と感動を与えてほしい。そして、懇親会はうまい酒を飲もう!! さらに2次会も!!


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