【ETロボコン】【東海】 仲間のラストランに喜び・笑い・悲しむ

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Tokai2008_1 7/12(土),13(日)はETロボコン東海地区大会だった。モデルも走行もハイレベルなコンテストであり、地区および本部の実行委員会 としては嬉しい限り。

そんなハイレベルなコンテストであるが、私が注目していたのは、ある個人チームが完走できるかどうかだった。

この個人チーム、私と同年代。昨年の最終出走で、マーカー誤検出によるモード遷移で、超低速巡航。タイムアウトによるリタイアであったが、会場からの大声援のなか、どうにかゴールし、会場がひとつになった。ハイレベルながらもアットホームな東海大会を象徴するワンシーンだった。

そんな彼は今年リベンジ参戦してきたのである。若手エンジニア向け教育ロボコンなので、引退して実行委員会入りを勧めたのだが。

Tokai2008_2 その彼は、第一走において昨年のリベンジを遂げた。実行委員会としては、特定チームへの思い入れは厳禁であるが、自分のことのように嬉しかった。
しかし、第二走では天国から地獄へとライントレース。スタートボタン押下をミスって、スタート出来ず。彼のリベンジは達成できなかった。会場からはあぁ~という溜め息があったが、私は失礼ながらつい大笑いしてしまった。
昨年の失敗以上の失敗を彼はやってしまった。彼のラストランは、システムの設計や調整の失敗でなく、人間の操作ミス。それも実行委員会からスタータのプレッシャーに関する親切な注意メールまでされていた事項である。ある意味、笑ってしまったこともご理解いただきたい。

このある意味、美味しい結果となったラストランは、その夜の懇親会にて、最高のツマミになったのである。けどこの失敗が無かったら、もっと美味しいお酒が呑めたかと思うと、少し悲しい。

彼の失敗は、彼がまた実行委員会に参加することを拒む理由となるだろう。来年もリベンジするといったらどうしよう?(笑)

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