ソフト・マクロのCPUを使おう! ――FPGAによるシステムLSI設計の意味

浅井 剛

tag: 半導体

技術解説 2003年8月14日

 大規模FPGAの普及や低コストFPGAの登場により,FPGA向けのソフト・マクロのCPUが実用的なものとなってきた.ここでは一般 的な組み込みシステム設計を想定しながら,ソフト・マクロのCPUを組み込んだFPGAを活用するメリットを解説する.ソフト・マクロのCPUをうまく利用すると,開発費や保守費を削減できる.  (編集部)

 FPGAベンダが自社デバイス向けのCPUコアを供給するようになってから3年以上がたちました.FPGAの高集積化に伴い,FPGAでもASICと同様のsystem on a chip(ここではCPUを含む特定用途向けの大規模LSIの意味)を開発したいと考えていた筆者は,ソフト・マクロのCPU(RTLのHDL記述として用意されたCPUマクロ)が発売されてすぐに使い始め,その将来性に感激しました.

 本稿では,FPGAにソフト・マクロのCPUを組み込む意味について解説します.記事を読んだうちの1人でも多くの方に,「とにかく使ってみよう」と思っていただけたら幸いです.

組み込みキャッチアップ

お知らせ 一覧を見る

電子書籍の最新刊! FPGAマガジン No.12『ARMコアFPGA×Linux初体験』好評発売中

FPGAマガジン No.11『性能UP! アルゴリズム×手仕上げHDL』好評発売中! PDF版もあります

PICK UP用語

EV(電気自動車)

関連記事

EnOcean

関連記事

Android

関連記事

ニュース 一覧を見る
Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

2年ぶりのブログ更新w

2016年10月 9日

Hamana Project

Hamana-8最終打ち上げ報告(その2)

2012年6月26日