UMLを基礎から理解する ――UMLでできること,できないこと
3)アクティビティ図
 アクティビティ図(図11)は,逐次処理や並列処理も記述できる状態図のようなものと見ることもできますし,同期バーを持ったフローチャートと見ることもできます.フローチャートと見た場合は,一つのオブジェクトの動きを表すのではなく,システム全体やモジュールなどの,まとまりの動きを表すことになります.また,オブジェクト・フローといってオブジェクトの移動も表現できるので,DFDと同じような使いかたも可能です.

〔図11〕アクティビティ図 
アクティビティ図は,逐次処理や並列処理も記述できる状態図のようなものと見ることもできるし,同期バーを持ったフローチャートと見ることもできる.



















