つながるワイヤレス通信機器の開発手法(2) ――製品機能を決める
●重量,大きさは消費電流に比例
製品ごとのケース・バイ・ケースであることが多いが,消費電流について検討した結果,電池が小さくなり,その結果として重量や大きさが小さくなったという場合が多い.つまり,「消費電流の低減=重量,大きさの低減」という関係が成り立つ場合が多いといえる(図4).
しかし,コストについていえば,反比例の関係になる場合が多い.
〔図4〕消費電流と重量/大きさ,コストの関係
多くの場合,重量と大きさは消費電流に比例し,コストは消費電流に反比例する.