高速シリアル通信プロトコルSerialLite ――オープン・ソースでコンパクトなプロトコル
● チャネルの多重化
図7に示すように,パケット・データを送るとき,複数のソース/デスティネーションをひとまとめにすることができます.プロトコルとしてはフルアドレッシングのしくみはありませんが,256チャネルまで多重化が可能です.それぞれのパケットは,ヘッダ情報によりチャネルを区別することができます.Atlanticインターフェースのチャネルとパケットの割り当てや受信データを正しく格納する処理などは,ユーザ側で行います.例えばこの機能により,クライアント・マルチプレクシングやマルチキューを実装できます.
図7 チャネルの多重化