高速シリアル通信プロトコルSerialLite ――オープン・ソースでコンパクトなプロトコル
● データの受信
表示側の書き込み制御も同様です.しかし,画像データとオフライン・ステータスの動きを管理することに加えて,強制的にリフレッシュ・パケットを生成しなくてはなりません.書き込み制御の方法を図14に示します.
受信側のデータ管理は,パケットを生成する必要がないため簡単です.必要なことはW_Ready信号がアサートされ,Atlanticインターフェースのデータが有効になったら,適切なバッファにデータを取り込むことだけです.アドレス・ポートによって適切なバッファを選択し,アドレス生成器によってアドレッシング処理を行い,データはバス上を流れるだけです.この回路を図15に示します.
図14 受信ブロック図
図15 受信制御