つながるワイヤレス通信機器の開発手法(11) ──ASICを設計する(中編) エラー訂正回路とタイミング回路の実装

太田博之

tag: 組み込み 半導体

技術解説 2004年4月27日

 前回は,D-Aコンバータや変調回路など,送信側の実装について説明した.今回は,受信側(復調回路,チャネル・デコーダ)の実装のほか,ワイヤス通信では特に重要となるエラー訂正回路(符号化/復号化回路),タイミング・リカバリの実装方法を紹介する.  (編集部)

 前回はワイヤレス通信における送信側の回路の実装を中心に解説した(図1).今回は受信側の回路を紹介するが,その前にエラー訂正技術について簡単に説明しておく.

 ワイヤレス通信の場合,送信側と受信側の間でエラー(誤り)が生じることが多い.ここで符号化/復号化処理が行われる.符号化/復号化はエラーが通信に与える影響を低減する効果がある.

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〔図1〕ワイヤレス通信機器のブロック図
前回はD-Aコンバータ,変調回路などについて実装方法を紹介した.今回は,チャネル・デコーダ,復調回路,タイミング・リカバリなどについて説明する.

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