つながるワイヤレス通信機器の開発手法(10) ──ASICを設計する(前編) 送信側のデータ処理の実装

太田博之

tag: 組み込み 半導体

技術解説 2004年3月11日

 今回から,いよいよLSIの設計に入る.ワイヤレス通信機器向けLSIというと,一般には高周波(RF)LSI,A-Dコンバータ,D-Aコンバータを含むミックスト・シグナルLSI,ディジタル信号を主に取り扱うベースバンドLSIなどに分かれる.また,ワイヤレス通信機器では小型化・軽量化が求められるため,一つのLSIに多くの機能を集積することが少なくない.ここでは,高集積化がもっとも進んでいるベースバンドLSIを中心に,回路やHDL記述の例を交えながら説明する.  (編集部)

 図1に,ベースバンドLSIの機能を中心にしたワイヤレス通信機器のブロック図を示す.

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〔図1〕 ワイヤレス通信機器のブロック図
図の中の濃い灰色で示したブロックを1チップ化したものを「ベースバンドLSI」と呼ぶ.

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