マルチプロセッサで実現したH.264ビデオ・デコーダ ――コンフィギャラブル・プロセッサのユーザ定義命令とオンチップ・バスを活用

東原朋成

tag: 組み込み

技術解説 2006年8月31日

 ビデオ関連のアプリケーションはピクセル・レベルの演算を多用します.米国Intel社のMMX(MultiMedia eXtension)のように,SIMDタイプの演算命令が非常に有効に機能します.もちろんXtensaでもSIMDデータ・タイプを定義し,SIMDデータを扱う演算命令を定義できます.図11にPixelプロセッサに追加したSIMDタイプ命令語の例を示します.データ・タイプはユーザ・プログラムで使用できます.新たに定義されたデータ・タイプはコンパイラによって認識されるため,特別なライブラリ・セットを作成する必要はありません.

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図11 Pixelプロセッサに追加したSIMDタイプ命令語の例
128ビットSIMDデータ・タイプを定義した例を示す.図には示していないが,データをロード,ストアする命令.

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