ネットワーク・プロセッサを使ってネットワーク・ボードを開発する ――電源回路設計の留意点とボード実装時のトラブル対策

林 幸雄

tag: 組み込み

技術解説 2004年11月16日

 本ボードでは,前頁2種類の電源のほかに,EthernetスイッチIC用の2.5V,PCIやPCカード用の5V,の合計4系統の電源が使われています.また,マニュアル・リセット用のスイッチ入力も必要でした.マニュアル・リセット回路入り4電源監視ICが見つからなかったため,最終的にはマイクロプロセッサ監視用ICを含む3個のリセットICとレベル変換回路が必要となりました(図5).1チップでネットワーク・ボードの主要な機能をカバーできるIXP425ですが,この電源投入とリセットのシーケンスの部分は見直してほしい点だといえます.

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図5 ボードの電源回路部 本ボードでは,合計4系統の電源を使用する.不ぐあいなく電源回路を動作させるために,最終的に3個のリセットIC(マイクロプロセッサ監視ICを含む)とレベル変換回路が必要となった.

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