破壊と創造のサイクルを回せ!《アイデア出し編》 ―― ものアプリハッカソン(1)
●1次審査を通過するのは半数のみ
1次審査の結果,勝ち残ったのは以下の5チームである.
- 1位 チームH:「『ディスコミュ』冷蔵庫のたまご」
- 2位 チームG:「『GeeWii』プリンター」
- 3位 チームI:「『KodoQ』怒りのイカ」
- 3位(同率)チームD:「『独りじゃない』プラネタリウム」
- 5位 チームC:「『ちい』おばあちゃんのチーン」
ここで,惜しくも敗退したチームのメンバは,それぞれ1次審査を通過した5チームに加わった.その後,新編成されたチームでミーティングを行い,役割分担の調整や2日目のプランニング,ArduinoやAndroidなどのハードウェアや開発環境の準備を行った.その後,プレン・プロジェクト・コミッティ代表の赤澤 夏郎氏と早石 直広氏から,ハードウェアに関する説明があり,技術相談が行われた.
twitterやFacebookの書き込みからも,多くのチームが夜遅くまで頑張っていることが伝わってきた.ハードウェアを含めた実装にかけられる時間が実質1日だけであることを懸念して,頑張っていることが想像できる.深夜0時過ぎには,ドリンク剤の差し入れについてのFacebook書き込み.さらに一部のチームでは泊まりの人もいたという.「この感じ,納期直前の泊まり込みみたいな雰囲気やな」,「あほ,さっき始まったばかりやん!(笑)」という,関西人の会話が聞こえてきそうだ.
(2日目のレポート《実装編》に続く)
●次回予告
「とにかく,時間がない!」.悲痛な叫び....焦るチームが続出! その横では,プレゼン課題である寸劇の練習をするチームも.はたして完成できるのか? どうなる,ものアプリハッカソン! 頑張れ,みんな! イノベータを目指して!!(写真20)
写真20 新編成グループによる2日目のプロダクト・プロトタイプの製作
「イカ」が「かえる」に変わっていた.「センサどうすんのよー!」と悩みの声が....

くぼ・ゆきお