iPodにつながるアクセサリを自作する Part3 ――クリスマス・イルミネーション駆動回路の製作
ここでは,クリスマス・ツリーなどを飾り付けるLEDの駆動回路を製作する.携帯音楽プレーヤの音や,マイクから拾った音に反応して光り方が変わる. (編集部)
※第1回の「音楽に合わせてぴかぴか光るLEDボックス」の記事はこちら.
※第2回の「二つのヘッドホンを接続できる3色LED付き分配アダプタ 」の記事はこちら.
米国Apple Computer社のiPodをはじめとする携帯音楽プレーヤと接続して動作するアクセサリの製作記事の第3回です.今回はイルミネーションをドライブする回路です(写真1).
●仕様はシンプルに
回路と機能は本シリーズのPart1を基本にしていますが,写真2のように部品点数はずっと少なくなっています.直流4.5Vの電源で動作します.基板の下の方にLEDが取り付けてありますが,これは点灯動作確認用です.イルミネーション用LEDは,その左のトランジスタに接続します.
OPアンプの未使用のユニットを用いてマイクロホン・アンプを基板の空いている部分に組み込めば,周囲の音に反応してLEDを点滅させることができます.写真1をクリックすると,QuickTimeMovieファイルが開き,音声に反応して光りかたが変わるようすが見られます.
写真をクリックするとQuickTimeMovieファイルが開き,動作のようすを見られる.なお,QuickTimeはApple Computer社のWebページから入手できる.
写真中の黒い箱は電池ボックス.今回は3個の単3乾電池を使用する.