[ keyword: LSI ]
Altera,PCI ExpressやギガビットEthernetなどに対応したトランシーバを備えたFPGAを発売
ニュース 2007年5月9日
米国Altera社は,最大2.5Gbpsのトランシーバを備えたFPGA「Arria GXファミリ」5品種を発売した.トランシーバは,PCI Express(×1,×4)やギガビットEthernet,Serial RapidIO(×1,×4)の送受信に使える.本FPGAは,産業機器や医療機器,通信機器のバス・ブリッジのほか,CPUやDSPのコプロセッサとしても利用できるという.
本FPGAの等価LE数は21,580~90,220.最大12個のトランシーバと最大4.5Mビットのメモリを内蔵する.また,DDR/DDR2メモリのインターフェースを備える.動画像処理,信号処理,エラー訂正,プロトコル処理,メモリ・インターフェースなどの各種IP(intellectual property)を用意する.本FPGAの開発には,同社の開発ツール「Quartus II ソフトウェア v7.1」を用いる.
2007年8月からPCI Expressアプリケーション向けの開発キットを提供する予定.サブボードを接続することで,ギガビットEthernetとSerial RapidIOの評価も行えるという.
本FPGAは,同社のFPGA「Stratix II」のアーキテクチャを基に開発した.シグナル・インテグリティに配慮して,ワイヤ・ボンディングを使用しないフリップ・チップ実装を採用した.90nmプロセスを用いて製造する.
[写真1] Arria GXファミリの外観
[写真2] Arria GXの標準的なアプリケーション
[表1] Arria GXファミリの概要
EP1AGX20
EP1AGX35
EP1AGX50
EP1AGX60
EP1AGX90
エレメント
(LE)数
チャネル数
(Mビット)
ブロック数
I/Oピン数
■価格 |
■連絡先 |